ランニングを始めるのにシューズの数は何足ぐらいが適正で、どのくらい長持ちするのかな、と考えたことはありませんか。
2011年から走り始めて9年、購入したランニングシューズは数えてみたら11足。
出費はおそらく18万円くらいなので、年平均2万円です。思ったよりも数が少なくて安い!
レース用と練習用のシューズを分けていたため、新しいレース用が欲しいなと思うタイミングで、トレーニング用のシューズも買い換えました。
最初に買ったアシックス2足は処分し、レース用のターサーはジムで使っています。3足以上のシューズを交代で履いていたので、だいぶ長持ちしたように思います。
いまはアシックス5足、ナイキ1足、アディダス1足の計7足を履き回しています。
結論として、少なくとも3足ぐらい保有し、走行距離600kmか購入後3〜4年のどちらか早いタイミングで買い換えるのがよいようです。
初心者がどんなふうにシューズを手に入れ、買い替えたのか、これから走り始める方の参考にしていただけたら嬉しく思います。
この記事を書いている私は、サブ4、サブ3.5をアシックスのシューズで達成しました。
一番最近のレースでは、ナイキのズームフライ フライニットを履いて3時間39分でゴールしました。
ランニングシューズ9年間の購入履歴
まずはアシックスを専門店で
2011年、最初に買ったランニングシューズはアシックスでした。書籍に載っていたシューズと足の専門店「アスリートクラブ」という専門店で、インソール(中敷)を作ってもらって2足購入し、4万2,000円ほどでした。
靴にセンサーをセットするナイキやニューバランスのシューズで走っていたので、4足持参してみてもらったところ、どれも小さいので走るときには履かないようにとアドバイスされました。
ちょうどその少し前に派手に転倒して膝を痛めたばかりだったので、ケガを予防して楽しく快適に走るためには自分の足に合ったシューズを選ぶことが重要なんだろうなと感じました。
通常、23cmの靴を履くので、いつも履いていたナイキの靴は23cmで、ニューバランスはなんと22.5cm。購入した2足のうち、ジョグ用のLADY GEL-1160は23.5cm。
スピード用のLADY GELFEATHER GS 3は24cmで、衝撃!
でも、おかげで、靴が合わなくてトラブルになったり、爪を痛めたりといったこともなく、購入して4か月後にフルを4時間以内で走り切れました。
2012年2月にピンクのLADY TARTHERGALE 3をインソール付きで注文、2万円ちょっとでした。サイズはやっぱり23.5cm。
「3時間半を切ったらフルでも履いていいけど、まずは駅伝や5km、10kmの短い距離で履くように」とアドバイスされました。
3月のレースでは履かず、サブ3.5を狙った11月のレースで履いて、サブ3.5を達成しました。
最初から日本人の足には日本のメーカーがあうと思っていたわけではないのですが、次第に「日本人ならアシックス」という気持ちになりました。
アディダスは旅ランに
岩本能史さんの書籍の影響で、岩本さんが一押しだというアディダスのアディゼロも買ってみました。adizero takumi renの23.5cmです。
トレーニングではよく履きましたが、レースシューズはやっぱり安心感のあるアシックスのターサー。アディゼロは軽くて薄く、かさばらないので、旅ランのお供として最適です。
普段履きできるEDGE LUXも買いましたが、トレーニングには使いにくく、旅先で軽くランニングするときに使います。
アシックスストアで、ASICS FOOT ID
2017年にアシックスストアで、ASICS FOOT IDというサービスを受けてみたことがあります。
足長や足囲など足のサイズや、かかとの傾斜角度などを計測してもらうことで、自分に適切なタイプのシューズを提案してもらえます。
オーバープロネーションを防ぐ機能を備えたものなど、クセを正してくれるシューズもあります。
以前履いていたアシックスのシューズを持参したところ、「もう十分寿命を全うした」といわれて、処分する気になりました。
レース用のTARTHER JAPANから、GEL-KAYANO 24、LADY GELFEATHER GLIDE 4、ANREALAGEアンリアレイジコラボ T7L1N fuzeXと一気に4足買って7万円弱!いずれも23.5cm。アシックスはあと1足、レース会場で購入したGT-2000(23.5cm)も持っています。
ナイキのズームフライ フライニットをネットでGET
2019年になってようやく、ナイキの厚底シューズを購入しました。
金哲彦さんのランニングキャンプ で知り合った女性に、絶対に「ナイキのズームフライ フライニットがいい」と勧められ、事前にいろいろ調べ、アウトレットへ。
ところが、アウトレットにはなく、別のナイキ商品を勧められて、つい購入してしまいました。
もちろん試着しましたが、実際に履いて走ってみたら、23.5cmなのにサイズが小さくて足にあたります。
アウトレットでしたが、1か月以内なら返品できました。
どうしてもサイズや履き心地が合わない場合は交換してもらえるか相談しましょう。
ネットで注文する場合には、事前にゼビオなどのお店で試し履きをしておいて、安いタイミングでネット購入するのもありです。
最初は専門店で購入していましたが、何度か購入して自分のサイズや足型がわかると、ネット購入も安心してできるようになります。
ズームフライ フライニットはネットで24cmをオンライン購入したけれど、履いた後でも交換可能とのことでした。
9月に購入して、12月のフルのレースで履き、タイムは3時間39分でした。
レース用として取り置きしない
以前はインターバルなどのスピード練習では底の薄めのシューズを、坂道やロング走では衝撃を吸収する厚めのものをと履き分けていました。また、レース用を練習に使うことはありませんでした。
でも、レースシューズを専用にして年に2回のフルマラソンにしか使わないと、耐用走行距離の600kmを走るのに7年もかかり、履かなくても劣化してしまいます。そう気づいて、使い分けしなくなってきました。
レースで履いたナイキの厚底はスピードも出るので、普段のトレーニングでも使いやすい! スピード練習でもロング走でも使いたいのが困りどころです。
ターサーも練習で履くようになりました。底の薄いシューズで脚本来の力を鍛えようと自覚しないと、いつもナイキを履いてしまいそうです。
レースの前に、相性の良いシューズをもう1足買って、100kmほど走ってから使用するのがいいかなと考えています。
次に欲しいランニングシューズ
シューズとインソールをオーダーしてセットで購入していたこともありましたが、ネットで購入したナイキとの相性がすごくよかったので、もっと気楽にいろいろ試したいという気になりました。
いまは、アシックス5足、アディダス1足、ナイキ1足の7足をトレーニングに使っていますが、他のシューズや別のブランドも試してみたい!
ナイキのズームX ヴェイパーフライ ネクスト%も履いてみたいし、金哲彦さんが2018年にアドバイザリー契約を締結した厚底シューズの元祖ともいえるホカ オネオネ(クリフトンシリーズ)、岩本能史さんが気になっているというスイス生まれの高機能ランニングシューズのOn(クラウドX)も気になります。
2011年にはアメリカランニング専門店チャネルのフットウェアでシェアNo.1を獲得したブルックス(ゴーストシリーズ)、ワラーチ(ルナサンダル)など、魅力的なブランドやシューズがたくさんあります。トレランシューズも欲しい!
ラフィネランニングスタイル Neo店(日比谷)では、ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%など話題のランニングシューズをレンタル品として採用しています。
アシックスやアディダスのランベースでもレンタルシューズがありますし、ランニングシューズの試し履きができるランニングイベントなどを活用して、自分に最適な靴を探したいものです。
ランニングシューズのAmazonの売れ筋ランキングもチェックしてみてください。
まとめ
こうやって振り返ってみたことで、ランニングシューズの数が少ない! と気づきました。新しいものは欲しいのですが、古いものを捨てられない😅 追加で買うには収納スペースがない!
でも、シューズはランナーの体を守る役割も持っているのですから、十分機能を果たしてくれたシューズにこだわらず、新しいシューズを手に入れていきたいと思います。
機能ももちろん大事ですが、ウエアに合わせて色のバリエーションも欲しいし、モチベーションを上げる意味では気に入ったデザインを選びたいものです。
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛生活に終わりを告げられる日が待ち遠しいですね。