ランニング用給水ボトルの選び方のポイント&お勧め9選

マイボトル ラン ランニング全般
スポンサーリンク

2021年2月28日開催予定の第15回湘南国際マラソンは世界初のマイボトル・マラソンを目指しています。ランナーは400mlの水もしくはスポーツドリンクで満水にしたマイボトルを携帯してスタートします。

マイボトルやマイカップを持って走ることをいままで考えたことがありませんでしたが、このニュースをきっかけに、バーチャルのフルマラソンをマイボトル持参で走ってみようと考えました。

この記事を書いている私は、フルマラソンデビュー後9年間、サブ4を継続しています。

初の6大メジャー大会のボストンマラソンを走ることを楽しみにしていましたが、実地開催は中止となりました。バーチャルレースはマイボトルでチャレンジします。

スポンサーリンク

ランニング用給水ボトルの選び方のポイント&お勧め9選

マイボトル ラン

第15回湘南国際マラソンでは、ランナーはコース上500か所以上の給水ポイントで、水やスポーツドリンクのジャグ(給水器)から自分でマイボトルに補充します。水やスポーツドリンク以外の飲み物を楽しめる給水ポイントも設けるそうで、主催者はマイカップの携帯も強く勧めています。

マイカップとマイボトル、これが湘南国際マラソンの新ルールです。

トレイルランの世界では、エイドステーションに紙コップの用意がなく、マイカップの持参を条件とするレースが多々あるようです。

エイドステーションで給水してもらえるので、折りたたみ式のマイカップを持てば軽くて便利かと簡単に考えていましたが、満水にしたボトルを持ってスタートしなければならないとなると、湘南国際マラソンではマイ給水ボトルが必須です。

熱中症対策に水分補給は欠かせません。最近はオンラインマラソン、バーチャルマラソンも盛んなので、練習中にも利用できるマイボトルを用意しておくといいかもしれません。

これまでは喉が乾いたら自販機のスポーツドリンクを購入していました。でも、自販機には容量500mlのスポーツドリンクしかないことが多く、一気に飲み切れません。また、ペットボトルは走りながらキャップの開け閉めをしたり飲んだりすることが難しく、立ち止まって飲み干すと時間的なロスもになります。練習のときはかまいませんが、レース本番では気になります。

マイ給水ボトルなら、飲む量をコントロールできて便利そうです。
20kmくらいのランニングには500mlほどの飲み物を持つのがいいといわれますが、500mlのボトルを持って走るのは邪魔だし、ドリンクの温度がどんどんぬるくなる気がします。かといって、二層構造で保冷機能のあるタイプは重そうだし、そこまで大袈裟じゃなくていいかも。

走りながらでも手軽に飲める給水ボトルの条件を考えてみます。

走る距離にあった容量のもの → ◎

給水ボトルの容量が大きすぎ、重くてかさばるのは困り物。

5kmに1回は100mlほどの給水をするのが理想的なので、まずは水が飲める公園など、コース上に給水ポイントがあるかどうかをチェックします。5kmおきにあればベストですが、距離が空いてしまうにしても10kmくらいの間には水飲み場を探せるのではないでしょうか。そうすると、1回分100mlほどの飲み物を持っていれば、なんとかなる気がします。

オンラインマラソンでは水飲み場のあるところを周回すれば問題ありませんが、フルマラソンの距離を5km周回でグルグル走るのは飽きてしまって難しいかも。

湘南国際マラソンでも使うなら容量は400ml。あるいは、それ以下の小さいものがよさそうです。

「ウェルビー シェイクハンズ」は、握りやすく、パンツのウエスト部分にひっかけられる形状が特徴です。パッキンなしで水漏れせず、飲み口の開閉のしやすさ、ボトルの硬さにもこだわっています。容量は約300ml。
現役のランナー、トレイルランナーがレースから日常のランニング、登山まで幅広いフィールドで使うことを想定して開発に携わりました。

飲みやすい飲み口のもの → ◎

両手を使ってキャップの開け閉めをするのはストレスです。⼝で噛んでキャップを引き上げられるものやキャップがなくそのまま飲めるもの、本体をプッシュすれば中⾝が出てくるものなど、片手の操作で簡単に飲めるタイプがよさそうです。
ストロー付きのタイプもありますが、かさばりそうで気になります。

ネイサンのランニング ボトルは、水が漏れるのを防ぐバイトバルブで、冷たさが長持ちするインサレーテッド仕様のフラスクです。容量は532ml。
人体や環境に悪影響を及ぼす恐れのあるBPA(ビスフェノールA)を使用していないため、安全に使えます。

片手で持ちやすい形状のもの → ◎

手で握る部分に凹凸やくびれがあるか、滑りにくくて柔らかいゴム素材や滑り止め効果のある素材のものなら、落としにくそうです。

シマノ ドリンクボトルは、給水口を引き上げるタイプのスタンダードな使いやすいドリンクボトルです。容量は600ml。
キャップ口径が大きめなので氷などが入れやすく、手入れが簡単です。クビレの部分を持つと保持性が高まります。

折りたためるもの → ◎

飲み終わったら小さく折りたたんで持ち運べるタイプの給水ボトルは、中身が減るごとに小さくなって便利です。

Azarxisのソフトフラスクは、シリコン製飲み口を引き上げ、口で噛むだけで簡単に飲めます。軽量で耐久性があり、柔らかく弾力性があります。満杯になると直立し、空になればコンパクトに収納できます。容量は250ml。
広口なので、氷を入れたり、手入れも簡単。気密性にも優れ、ランニング時の揺れでこぼれる心配がありません。

Enjoy Youth ハイドレーションパック 折りたたみ水筒 シリコンボトル ジョギング スポーツ アウトドア (250ml-1個)
Enjoy Youth
【飲みやすい】-- スポーツボトルはシリコン製飲み口を引き上げ、口で噛むだけの動きで簡単に飲むことができます。走るスピードをキープして前を向いたまま飲むことが可能です

注水しやすいもの → ◎

途中で給水するのに、ある程度広口のものがよさそうです。使い終わった後に洗いやすく、中が乾きやすくて清潔です。

ナイキのハイパーフューエル ウォーターボトルはエルゴノミックデザインで持ちやすく、素早い水分補給が可能なスクイズボトルです。広口なので注水しやすく、手入れが簡単です。漏れ防止弁がついています。容量は532ml。
BPAフリーなので人体に悪影響がありません。食洗機で洗えます。

ボトル内のにおいがないもの → ○

できるだけボトル内のにおいがしないもの、加工を施してあるものを選びましょう。何度か利用すると、においが取れることもあります。

ソフトフラスクなどでにおいがする場合、初使用前に米のとぎ汁、緑茶、角砂糖、お酢などを入れておいたり、紅茶、レモン汁、塩水に20〜30分間ひたせば、においを軽減させる効果があります。重曹で洗うのもお勧めです。

Qshareミストウオーターボトルは噴霧と直飲みの両機能がついたミストスポーツボトルです。片手で簡単に開けられ、防塵・漏れ防止キャップがついています。耐久性と耐衝撃性にも優れています。容量は400ml。
口径が大きく、氷が簡単に入れられます。PE素材でBPAフリー、無害・無臭で安全性が高く、リサイクル可能です。

中身が見えるもの → △

中身が見えるクリアタイプのボトルは、残量がわかりやすくて安心です。

フリップベルトは、ランナーポーチ「FlipBelt」専用のウォーターボトル。通常のペットボトルのような円筒形状と違い、体にフィットするスリムなシェイプです。容量は310ml。
飲み口を引っ張って、ボトルを押すだけで適量の飲料が出てきます。揺れないFlipBeltとのコンビネーションにより、ストレスフリーです。

二層構造タイプのもの → △

ドリンクの冷たさにこだわる場合は二層構造のものがお勧め。1~2時間ほどは冷たさをキープできるようです。でも、二層構造なので、通常ボトルよりかさばって重くなります。

キャメルバックは通常ボトルの2倍の保冷力を持ち、軽く握るだけで水分補給ができます。自動で開閉するJet Valveはキャップの開け閉めのストレスがなく、飲料の飛び散りがありません。容量は620ml。
TruTasteポリプロピレンとHydroGuard加工を組み合わせた内部は、いやなにおいもありません。キャップだけでなく飲み口も取り外し可能で、簡単に洗浄できます。

スポンサーリンク

給水ボトルの携帯方法

 NIKEのボトル400ml
NIKEのボトル400ml

給水ボトルの持ち運び方は5通りです。

直接手に持つ

直接手に持つか、ハンドベルトなどで固定して持つのが最もシンプルですが、持ちやすい形状だとしても、片手で持つのは左右のバランスが崩れるのでお勧めできません。短い距離のトレーニングならいいかもしれません。

サロモン] アクティブ ハンドヘルド
[サロモン] アクティブ ハンドヘルド

ランニングパンツに入れる

容量の小さいものなら、ランニングパンツの大きめのポケットに入れられます。パンツのウエスト部分にひっかけられる形状のものもあります。バランスよく真後ろのポケットに入れられ、取り出しやすいとストレスがありません。

ウェルビー シェイクハンズ
ウェルビー シェイクハンズ 出典:Amazon

ウエストポーチに入れる

給水ボトル用のウエストポーチに入れて走る場合は、揺れにくいポーチを選ぶことが肝心です。給水ボトルが大きすぎると走りにくそうです。

ベストに入れる

フロントポケットにボトルを収納するベストがあります。ベストを着用してフルマラソンを走った場合、どのくらい擦れるかはわかりません。

Nathan exoshotフラスコウォーターボトル
Nathan exoshotフラスコウォーターボトル 出典:Amazon

水分量が少なくても形状を保持し、フロントポケットからの出し入れをしやすくしたネイサンのフラスコウォーターボトル。水が漏れるのを防ぐバイトバルブつき。容量は355ml。

リュックに入れる

フロントポケットにボトルを収納するか、ハイドレーションパックなどを背負う方法があります。

UTOBEST ハイドレーションリュック
UTOBEST ハイドレーションリュック 出典:Amazon

まとめ

オンラインマラソン用に小さめの給水ボトルを購入すれば、普段の練習でも気軽に使えそうです。

ショップで見比べ、手にとって選べる場合はいいのですが、ネットの場合は早めに注文しましょう。人気のあるものやリーズナブルな価格の商品は、オーダーしてから1〜2か月以上待つこともあるようです。

大事な本番前に、マイボトルを持って走ってみることをお勧めします。実際に使ってみると、気になるポイントが見つかるかもしれません。

Amazonで人気のランニング用ボトルはこちら

タイトルとURLをコピーしました