マイボトル持参でランニングをするなら、方法は主に「ランパンに収納する、ウエストポーチ・ランベスト・リュックなどの収納グッズを身につける、手に持つ」の3つです。
これまではできるだけ軽くしたくてランパンに収納することにこだわってきました。
普段のトレーニングでポケットがないランパンを履くときはウエストポーチを利用していますが、シンプルなチューブタイプの「【SPIBELT スパイベルト】
」なので、ボトルは入りません。
今回は、ボトルが入るウエストポーチを使ってみました。
この記事を書いている私は、フルマラソンデビュー後9年間、サブ4を継続しています。
初の6大メジャー大会のボストンマラソンを2020年に走ることを楽しみにしていましたが、実地開催は中止となりました。
バーチャルレースはマイボトルを持って走っています。
ランゼストのランニング2wayバッグ【レビュー】
- ブランド:RUNZEST ランゼスト
- 商品名:ランニング2wayバッグ
- 材質:ポリエステルナイロン
- 価格:2,280円
特徴
形状
骨盤周りにピタッとフィットするブーメラン形状で、揺れにくく、滑りません。
斜め掛けでも使える2wayです。
服の上で滑って回るポーチが多いけど、背面全面に施されたアンチスリップ加工がランニング中にポーチがずれて回る問題を解消してくれます。
ポーチが定位置からずれないと、体の動きを邪魔することがなく、重心バランスが安定します。
容量
大容量でポケットは3つ。
仕切り付きメインポケット
6.8インチまでの大画面スマホに対応し、メッシュの仕切りポケットにきっちり収納できます。
ジェルなどの他、小型タオルも収納可能な大きさです。
ファスナーに引っかかって中のものを出し入れしにくいことがありますが、このポーチはファスナーの位置が高く、上部が90°フルオープンになります。
ものを取り出すときにファスナー上部に引っ掛からず、出し入れがスムーズな特殊3D形状です。
ファスナーとってが大きめで、つまみやすいのが嬉しい。
メインポケットの左上部、ペットボトルホルダー側に万能イヤホンホールがあります。
通常より大型です。
サブポケット
家の鍵やキーケースを収納可能。飴もここに入れると便利です。
サブポケットのファスナーとっても大きめです。
バックポケット
現金やカードなど、走っている最中に取り出さない物を収納します。
1万円札が折り畳まずに入る大きさです。
ペットボトルホルダー
550mlまでのペットボトルが入り、ワンタッチ落下防止バンドで揺れません。
入れたのは、手で握る部分にくびれがあり、給水口を引き上げるタイプのウェルビーシェイクハンズです。容量は300ml。すっきり収まってストレスがありません。
ワンタッチ落下防止バンドをペットボトルに引っ掛ければ、逆さにしても落ちません。
素材
耐久性に優れたポリエステル繊維を主とし、薄く丈夫な構造です。
雨の日でも使える撥水効果の高い特殊ナイロン生地を使用し、雨や汗から中身を守ります。
左右に黄色い反射テープがついていて、車や自転車からリフレクター材の視認性が高く、安全性がアップします。
ベルト
通常は余ったベルトが邪魔で走りにくいものですが、ベルト余り収納バンドが付属しています。
長い部分をマジックテープでまとめられるので、スッキリ!
重量
iPhone 6 Plusと同等の軽さの重量170g。計測してみたら168gでした。
私のiPhone 11 Proは計測上196gなので、ポーチより30gも重い!
ランニング2wayバッグを使ってみたら
届いたら、想像よりもサイズが大きい。どっしりしている感じがあるけど大丈夫かな。
普段使っている「【SPIBELT スパイベルト】 」と比べると、大きさが一目瞭然です。
ウエストサイズをジャストに調整したらベルトの紐がそうとう余ります。
斜め掛けでも使える2wayバッグなので、紐は長めなのだと思います。
今日のランメニューはイージーラン7kmなので水は不要だけど、収納力を確かめたくて、ボトルも持つことにしました。
水やスマホ、携帯ホルダー、鍵、現金、飴がすっぽり収まります。
ポーチを手に持つと少し重いけど、腰につけると重さはさほど気になりません。
走り出すとチャポチャポと水の音がするのが気になりますが、それはどんなポーチでも同じかな。
メインポケットが大きいので、動く小物はネット内に収めないと、かちゃかちゃ言います。
滑り止めの全面ドット加工が施されているのに、走っているうちにあれ? 右側にずれてきて、腕振りの邪魔になります。
骨盤フィットってことは腰の位置に落としたほうがいいのかな?
腰にするとボトルが背中に当たるうえ、走り出すとすぐに腰からウエストに上がってしまい、ベルトが緩い分、もっとクルクル回ります。
いつもトップスの下にポーチをつけるけれど、それがよくないのかも。
服の上につけてみます。
ベルトの余った部分が垂れ下がってしまいましたが、本来はちゃんと収納できます。
ウエストの位置で服の上からポーチをして走ってみます。
ポーチの裏の突起が服にフィットして回らなくなりました。跳ねないし、快適!
縦の幅があるせいで、必要なときに後ろから前に持ってきやすく、ものが取り出しやすいのは嬉しいところ。
ウエストポーチを外すときはいつもアタッチメントの部分がどこか探してしまいますが、左側に固定されているのはわかりやすくてありがたい。
使い始めたばかりだからか、硬くて簡単には外れません。
簡単に外れてしまったら、そのほうが問題ですね。
別の日に、250ml容量のソフトボトルを持ってハーフの距離を走りました。
家から7.5km地点まで信号に引っ掛からずにノンストップで走っていたら、ベルトが緩かったせいか、少し右に回ってきます。
真後ろだとバランスがよくて理想的ですが、
実際は45°くらい移動しました。
信号で止まったらベルトをきつくしようと思いながら7.5km。
何より気になったのは黄色いワンタッチ落下防止バンドが右腕に触れるところ。
ボトルに巻き付ければ問題解消です。
走りながらボトルを取り出して水を飲むこともできました。
後ろにある状態でポケットから飴を出そうとしたのですが、左右のファスナーを開ける位置がペットボトルホルダー側なので、外側(黄色い反射テープ側)ならいいのに、と感じました。
後ろから前に引っ張るほうが力が入れやすいなどの理由で、左右のポケットともペットボトルホルダー側から開けることになっているのかもしれません。
走っていたら、マジックテープをきっちり止めていなかったのか、余ったベルトがばらばらと解けました。
身につけたまま、端からクルクルと折りたたんでマジックテープでとめれば、ランニングの妨げになることがありません。
ちなみに、マジックテープはベルトに縫い付けられているわけではないので、解けたときにマジックテープが落ちて紛失したかと思いましたが、しっかりベルトについていました。
外せると好きな位置でとめられますが、なくしそうなので、スナップボタンなどで固定されているといいな。
このポーチは、肩から下げて2wayの斜めがけ使用ができます。
走るときはバランスの問題でウエストにするのがよさそう。
帰り道の約11km、しっかりとベルトをフィットさせたら抜群の安定感で、右にずれることもなく、次第にポーチの存在が気にならなくなりました。
まとめ
ロング走のときにはマイボトルを持っていると便利です。
これからの時代、レースのときにもマイボトルを持つ必要性が増してくることと思います。
軽い状態で走りたくて、ウエストポーチなどをできるだけ使いませんでしたが、お気に入りのポーチがあればウエアを選ぶ必要もありません。
ランゼストのランニング2wayバッグ、慣れていないせいか最初は少し着け心地が気になりましたが、ランニングを快適にする工夫がいろいろとなされているんだなと感じました。
軽くて体にフィットするポーチをGETし、正しく着用して、気持ちよく走りましょう。