湘南国際マラソン当日、スタート前の効果的マネジメント

湘南国際マラソン当日、沿道で応援する方々 マラソン大会
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フルマラソンでサブ3.5を目指す方へ。
岩本能史さんの『非常識マラソンメソッド』(ソフトバンク新書)で積み上げてきたトレーニングの成果を発表するハレの場がレースです。

スタート前は余計なストレスを感じないように、岩本さんの書籍『非常識マラソンマネジメント レース直前24時間で30分速くなる!』(ソフトバンク新書)を参考に、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!

chiaki
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この記事を書いている私は、2011年11月3日の湘南国際マラソンでフルマラソンデビュー。

昨年走った経験を活かして臨んだ2度目の湘南国際マラソンで、サブ3.5を達成できました!

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レース前は、お餅をたくさん食べる【スタート篇】

レースの日はお餅で栄養補給

参加者2万人ほどの大型レースながら、抽選ではなく先着順なので、がんばってエントリーすれば走れるのが魅力の湘南国際マラソン。

海沿いのため、風や砂がベストタイム更新を阻むという方もいますが、フラットなコースで走りやすく、記録は出やすいと思います。

3月の名古屋ウィメンズマラソンではCブロックからスタートしましたが、今回はBブロックからスタートです!

2012年11月3日 湘南国際マラソン当日

スタート5時間前に起きて、4時間前に朝食

11月3日(土)湘南国際マラソン当日。天気、晴れ。9時の気温13度、湿度48%、風速3m/s(12時の気温17度、湿度44%、風速3m/s)。体調、すこぶる良好。ただし、軽い貧血状態。

4:00起床。
昨晩は21:30に眠ったので、睡眠時間は6.5時間。
いつも通り、鉄&マルチビタミンのサプリのタブレットを食べる。メダリストアミノダイレクト粉末を溶かした経口補水液OS1で鉄剤とアミノピュアを飲む。

4:20朝食。
マラソン当日のトイレにいつも失敗してしまうので、早めに食べようと4:20に慌てて朝食。納豆、もずく、卵かけごはん、アサリと豆腐の味噌汁。
コーヒーはゴール後の楽しみに。アッシュにも、ご飯。食事をしながら、お餅4個を焼き、醤油とノリで味付けしてラップにくるむ。

熱いシャワーを浴びてから、ニューハレVテープで背中とふくらはぎ、膝、Xテープで足首をテーピング。
これが思いのほか手間取って、予定の時刻に家を出られないことに。

5:30に出て、昨年同様5:40発に乗る予定だったけど、1本遅らせることにする。
パワーテープ を20か所くらい貼り、擦れそうな個所にワセリンを塗ってから、ゼッケンつきのウエアを身につける。

タイツも履いているので、あとは会場でランパンにはきかえるだけ。その後、再びトイレへ。すっきりしようとガッツリ食べたのに、そううまくはいかない。

5:45出発。
チップをつけた本番シューズを履いて家を出る。次は5:59発だと思っていたのに、5:53発! 到着予定時刻6:59と混同した勘違いで、駅に向かっている途中に電車が行ってしまう。
でも、その次の6:08発でも、大船の乗り換え時間が短くなるだけで、二宮到着時刻は変わらないので、気にしないことにする。

6:00お餅3個。
15分くらい時間があるので、駅のホームで、お餅3個を平らげる。身体が重すぎて恐ろしいので、4個は食べずに、3個にしておく(3個でも4個でも、変わらない気もするけど)。

6:08 東逗子駅発。
短い時間だけど、すいていたので座る。

6:27大船駅着。
乗り換えに3分しかないので、トイレへ立ち寄る時間もなく、東海道線のホームへ。大船駅のホームは、昨年同様、さほど混雑していなかった。

6:30大船駅発。
電車は混んでいたけれど、ラッキーなことに藤沢で座れた。

6:59二宮駅着。
大会推奨に従って二宮から行くか、手前の大磯から行くか迷っていたけど、大磯ホームの大混雑ぶり&座れていたこともあって、二宮から行くことに。ホームはさすがに混んでいて、なかなか前に進まず。

階段上のトイレは外まで人が並んでいたけれど、会場ではゆっくりトイレに行けないと思い、並ぶことにする。「南口階段下に10個の仮設トイレがありますので、お急ぎの方はそちらにどうぞ」と駅員に言われたけれど、移動して混んでたら取り返しがつかないので、駅構内の3個のトイレの列で粘る。
レース当日はなぜかしょっちゅうトイレに行きたくなるから不思議。

7:15シャトルバス乗り場へ。
去年は重いリュックを背負って大磯駅から大磯プリンスまで35分歩き、会場に着くころには汗をかいて疲れてしまっていたので、今年はどんなに待ってもバスに乗る! と初めから決めていた。しかも、なんと今年からシャトルバスが無料になったそう。
徒歩ルートと同じ道をどんどん歩かされて、ずいぶん先で折り返し、最後尾のバスの列へ。

7:40大磯プリンスへ。
25分くらいバスを待つ。
同じ会社のグループらしき人々の並んでいる間の会話。

「スタートを待つ場所ってゼッケンの番号と関係があるのかな。ピストル鳴って30分でスタートラインを超えないと失格になるらしいですよ」「ほんと? じゃ、ゆっくり走ってたらスタートできずに失格になることもあるの?」「このゼッケンの番号は申告タイムと関係があるんでしょうか」「俺、そんなの書いてないよ」そう言ってゼッケンを出した人のグループはG。「前日はお酒は控えてくださいって配布された資料に書いてあったの、読みました?」「えー、じゃなんで前日に祝賀会なんてやったんだよ~」

タイムを申告していないと最も遅いGグループになること、昨年、Gグループの人がただ普通に素直にスタートを待っていただけなのに、混雑のためにスタートラインの位置に移動したときに30分過ぎて失格になり、クレーム騒ぎになったという噂があったことを伝えようかと思ったけど、楽しそうに盛り上がっているのに余計なお世話かなと思い、コメントを控える。

次のバスに乗るようにと私の前で途切れたので、一番に乗り込んで座る。

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会場では余裕を持って行動を

湘南国際マラソン当日、沿道で応援する方々

7:50大磯プリンス着。
昨年よりも35分遅く会場入り。バスを降りてから、メイン会場までずいぶん遠回りで歩かせられたけど、去年は駅から徒歩だったことを思えば、全然OK!

8:00着替えとアミノバイタル。
「脱ぐだけなので、ここでもいいですか?」と荷物置き場の入口の係りの人に恐る恐る尋ねたら、「ちゃちゃっとでしたら、どうぞ」。係りの人が融通を聞かせてくれたので、更衣室ではなく、手前の荷物置き場で、さっとランパンに履き替える。

残ったお餅1個を食べようかと思ったけど、もう8時を回っていたので、アミノバイタルのゼリーの180キロカロリーを食べ、朝から飲んでいたOS1の500mlを飲みほして、補給食をポケットに詰め込み、いざ、更衣室ゾーンのトイレへ。

8:15トイレの列へ。
最初は「最後尾は5分くらい待ちます」と言っていたのに、途中から「15分くらい待つので、階段上の200個あるトイレの方へどうぞ」とアナウンスされる。一瞬心が動くけど、そこまで行って大混雑だと取り返しがつかないので、移動せずに待つ。

トイレは20個あるので進みは早いけど、水が出なくて流れない(^_^; というか、私の前から、そうとう流れてない様子。係の人に告げる。

8:30整列。
フィニッシュゲート横のG列や坂の途中のC列をかき分け、B列方向へ。「もうすぐ移動しますよ~」とせかされながら、B列最後尾へ。列の横で軽くストレッチ。去年の初フルはE列だったけど、今年はB列スタート! Aの次がBだと思うと感慨深い。

暑かった昨年と違い、ほどよい曇天でほっとする。

補給食として持ったのは、ショッツ4個、メダリストアミノダイレクト顆粒4個、アミノピュア5g、胃薬、飴4個。飴をなめながら移動を待つ。

8:35移動。
西湘バイパスに移動。
8:45から10km車いすとハーフマラソンのスタート式があり、8:47に10km車いすスタート。続いて、8:50エリートのハーフマラソンがスタート。

9:00スタート時刻。
8:55フルマラソンのスタート式。スタート台に乗ったゲストの間 寛平さん、佐々木健介さんや北斗 晶さん、猫ひろしさんらの応援メッセージがクリアに聞こえ、フィニッシュゲート横でスクリーンを見ていた昨年とは大違い。

ドライアイスも噴き出し、スタートを盛り上げる。でも、流れてくる煙が異様に冷たい。時計をストップウォッチモードにしてシューズのひもを締め直し、「寒いですね~」と隣りの女性ランナーと会話しながら号砲を待つ。

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まとめ

会場はとにかく混んでいます。大磯プリンスホテル宿泊者と差別化するためか、たくさん歩かされるな〜とも感じます。でも、海が見えるコースを走るのはやっぱり楽しい!

慣れたランニングシューズでリュックを背負い、バスなどを利用して、できるだけ脚が疲れないように気をつけます。岩本能史さんによると、マラソンは「食べるスポーツ」。燃料切れを起こさないよう、しっかり栄養をとってスタート地点に立ちましょう。

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