クッショニングに優れながらも軽量のOn「Cloudflyer Waterproof (クラウドフライヤー ウォータープルーフ)」を40%オフで2月にGETしました。
2010年にスイスで誕生したブランドOn。ランニングシューズで数々の名誉ある賞を受賞しています。
洗練されたデザインに加え、防水などの機能を備えたシューズも多数ラインナップされています。
この記事を書いている私は、サブ4、サブ3.5をアシックスのシューズで達成。
一番最近の2019年12月のレースでは、ナイキのズームフライ フライニットを履いて3時間39分でゴールしました。
Onは2020年6月に購入した2足に続き、3足目です。
機能性に優れたOnのCloudflyer Waterproof【レビュー】
OnのWaterproofのモデルは、最初にCloudを購入したときから気になっていました。
スタイリッシュで、他のシューズにはない特徴があるからです。旅ランにもぴったり。
でも、最初はやっぱりスタンダードなモデルで足に合うかサイズ感を試さないと。
そう思って、まずは2020年6月に初代「Cloud」を購入しました。
Cloudと相性がよかったので、6月に「Cloudflow」の最新モデルもGET!
すっかりOnシューズのファンになりました。
2021年2月にOnからのメールで「The On Classics」(在庫限り)をチェックしてみる気になり、旧モデルの「Cloudflyer Waterproof」(Black | Lunar)が40%オフの1万2,180円になっているのを発見して購入しました。
Onのラインアップのなかでもっともソフトな着地で、クッション性に優れた「Cloudflyer」と、その完全防水仕様の「Cloudflyer Waterproof 」は、2020年8月に第3世代が20,680円で販売されています。
注文からサイズ交換まで
これまでの2足は鎌倉のOSJ湘南クラブハウスで購入しました。
Onのオンラインショップで靴下を注文したことはありますが、シューズの注文は初めてです。
「The On Classics」には20〜40%オフのシューズが多数ラインナップされていますが、欲しいシューズは防水モデル。Cloudは持っているので、Cloud Waterproofではなく、別のモデルを試したい。
となると、CloudflyerかCloudventureのWaterproofになりますが、Cloudventureはトレイルラン仕様なので、40%オフのCloudflyer Waterproof旧モデルにしました。
色は「Black | Lunar」の1色しかないので、サイズを選びます。
サイズガイドによると「防水モデルは通常よりハーフサイズ上のご購入をおすすめします」とのこと。愛用しているCloudもCloudflowも23.5cmです。
実際のOnのモデルで比較してみます。
サイズ検索でまずCloud23.5cmを入れてみました。Cloudflyer Waterproofは23cm。えっ!?
次にCloudflowの23.5cmをチェックすると、Cloudflyer Waterproofは23.5cmとのこと。
ハーフサイズ上がおすすめのはずなのに、23〜23.5cmがおすすめのサイズと出ました。
0.5cm大きい24cmにすべきかちょっとだけ迷いましたが、結局いつも通り23.5cmにしました。
3ステップの注文手続きに入ります。
1ステップ:メールアドレスを入力。
2ステップ:配送先の住所を入力。
配送方法を確認。
3ステップ:支払い情報を入力。
2月2日に注文完了!
「2月5日〜6日までにお届け予定」とのことでしたが、中1日、2月4日に届きました。
魅惑的な黒い箱。
雲の中に、きっちり納められています。
足を入れてみたら、甲の幅がきつくて痛い!
爪先部分には余裕があるけど、このままだと長く走れる気がしません。
履けないことはないけど、すごく当たっている感じ。
履き続けていたら次第にフィットしてくるのかなあとも思ったけれど、サイズ交換することにしました。
やっぱり、ハーフサイズ上の24cmがよかったのかな……。
あるいは、靴のデザインが足に合わないとか?
返品インフォメーションシートに従って、公式サイトの「返品/交換フォーム」で交換手続きを進めます。
交換希望サイズを入力して送信。
「手続き完了までもう少しです」とのこと。
その後、手続き完了メールが届きます。
返品インフォメーションシートに、返品番号を記載します。
着払いの佐川急便の伝票が同梱されているので利用します。
佐川急便の配送センターに持ち込んで、2月6日に発送しました。
交換品は11日の祝日に到着。営業日的に中3日です。早い!
返品インフォメーションシートが変わったようです。
後日、サイズ検索をもう一度やり直してみました。
Cloud23.5cmと入れると、Cloudflyer Waterproofは24cmと表示されました。
Cloudflowの23.5cmでは、Cloudflyer Waterproofは24.5cm!
最初からこの結果なら、24cmを選んだのにな。
サイズ検索の結果に不審な点がある場合は、もう一度、検索してみることをお勧めします。
100%防風&防水加工のクッショニングモデル
仕様
- アクティビティ:Running
- USAGE:ロード
- DISTANCE PER RUN:Medium〜 Long
- クッショニング:最高度
- COMPETITION:No
- 適している用途:長距離ラン、10km、ハーフマラソン、イージーラン、リカバリーラン、冬のラン、雨天のラン、ロードラン
- 重さ:245g
- ドロップ:7mm
サイズ感
23.5cmは履けないことはないけど、靴がパンパンに膨らんで見えます。
幅がきつくて痛かったので、24cmに交換しました。
24cmの幅はややタイト。23.5cmとそんなに変わらないのかなと感じましたが、履いていて痛くなるかもという感じはしません。
24cmなので、つま先部分に1cmくらい余裕があるはずだけど、幅がきつめなので長さを感じません。
甲がキツくならないようにシューレースを緩くしめ、2段ハトメにつくった小さな輪のなかにシューレースを通しました。
甲を緩くしめたせいか、ちょうちょ結びがしにくいほど、紐が短くなってしまいました。
紐には多少の伸縮性があります。
旧モデルは、ヒール部分にプルタブがついています。
クッション性
Cloudflowよりも大きめな12個のクラウドパーツ。
接地の衝撃をしっかり吸収してくれるクッションシステムです。
かかとをホールドするEVAと低反発枕のようなメモリーフォームという異素材を組み合わせたハイブリッドなインソール。厚みがあります。
反発力
通常より大きなサイズの12個のクラウドパーツはスムーズな重心移動を保ったまま内側への回転を減らすよう配置されています。
内臓されたSpeedboard™が安定感をキープしつつ、走りをサポートします。
フィット感
Cloudflowの薄いシュータンに比べ、ソフトなシュータン。
星型シューレースシステムが圧力を均等に分散し、柔軟性と安全性を提供します。
かかとをしっかり包み込んでくれて、ホールド感がよさそうです。
安定性
「アウトソールの幅広設計で安定性、ゼログラビティフォームの採用で軽量性」を実現したCloudflyerは、クッション性と安定性に優れたモデルです。
CloudやCloudflowよりもソールの形状が広がっています。
左右へのグラつきが軽減され、どっしりとした安定感があります。
HOKAのCLIFTON6と同じくらい、幅広設計です。
ソール
Onの世界特許技術であるソール形状の“CloudTec®”が他のモデルに比べてワイドで、さらに優れたクッション性を実現しています。
最新の「Cloudflyer」はソールに独自開発の“Helion™スーパーフォーム”を採用しています。
かかと、フォアフット、クラウドパーツ、シューレースに反射素材が施され、暗い場所でも被視認性がアップしています。最新モデルは、かかと、ロゴ、シューレースが光るそうです。
防風&防水性
アッパーは100%防水・防風の特殊メッシュで作られています。
防水モデルにありがちな生地の硬さがなく、通気性を持ち合わせているためムレが少ないのが特徴です。
視界が悪い雨の日ほど、反射素材の存在が光ります。
軽さ
重さは245g。実際は(うちの量りでは)なぜか253g。
Cloudflyerは210g、Cloudflyer Waterproofは245gなので、その差は35gです。
Cloudは183gで、Cloud Waterproofは216gなので、差は33g。
Cloudflowは198gです。
私が持っているOnのシューズの中ではCloudflyer Waterproofが一番重いので、ゴツく感じるのかもしれません。
ちなみに、HOKAのCLIFTON6は209 g(レディース24.0cm)です。
Cloudflyer Waterproofで走ってみたら
2月13日にCloudflyer Waterproofデビューです。
足を入れてみたら、まさに靴を履いている、というゴツい感触。
HOKAのCLIFTON6を履いたとき以上に、硬い印象です。
緩かった紐をしっかりしめて走り出します
ウォームアップで2分走ってから、8kmジョグ。
履いてすぐは足との一体感が感じられず、2度ほどつっかかってヒヤッとしました。
戦車のキャタピラのようなイメージが浮かびました。
これまでのOnのシューズでは感じたことがないゴツさ。
ゆっくりのスピードだったので、転倒せずにセーフ。
走るうちに、次第に守られている感じが強くなりました。
ぽんぽん弾むような反発力は感じません。
サイズが大きいせいか、紐のしめ方がまだ緩いのか、かかとのホールド感はいまひとつです。
かかとをきっちり合わせて、ジャストフィットさせれば、履いているうちに馴染んでくれそうです。
雨が降るのを待っていたけれど、一向に降る気配がないので、2回目は2月22日に思いきってスピード走で履いてみることにしました。
あまりにゴツいので、スピードを出せる気がしないけれど、どうかな。
無理かなあなどと構えずに走ったら、1分半×6回のインターバルの平均は4’33”でした。
前週にナイキで走った1分×7回は平均4’30”だったので、同等のパフォーマンスで大満足でした。
でも、お約束通りソールに石が挟まって、カツカツといや〜な感触を味わいました。
3回目は待ちに待った小雨ラン。5kmのイージーランです。
晴れた日だけでなく、雨の日にも走ってみたかったのですが、ポツポツと小雨だったので、びくともせず、安心して走れました。
初日に波打ち際を走ったときも浸水せず、快適でした。
雨のときだけでなく、夜間のランやウォーキングでも有効なようなので、早く旅ランがしたいなあ。
別の大雨の日に実力を試してみました。
左足の内側が少し湿ったけど、雨をほぼブロック!
防水の威力、想像以上です。
乾いた靴をしまおうとして靴底をチェックしたら、しっかり石が挟まっていました😁
まとめ
On3足目のCloudflyer Waterproofはクッショニングがよいけれど、HOKAのCLIFTON6よりゴツい印象です。
スピードが出る感じはあまりしなかったけれど、サブ3.5〜サブ4程度のスピードなら問題ないと思います。
雨が降りそうな日の練習や雨のレースには迷わず選びたいシューズですが、雨じゃなくても履きこなしていきたいと思います。
一番の注意点はやはりサイズです。
実際に履いて試してみるのが一番ですが、オンライン購入するならハーフサイズ上がお勧めです。サイズが合わなかったら、面倒でも交換しましょう。