どんどん増えていくマラソン大会参加賞のTシャツ、どうされていますか。
100枚以上コレクションしていらっしゃる方も多いかもしれません。
最近、プロランニングコーチの金哲彦さんが、参加賞Tシャツを使ったランニング用マスクの作り方を動画で紹介され、話題になっています。袖の部分をカットしたらノースリーブとして着用するとのことですが、思い出深いTシャツにさっとハサミを入れるのも忍びない気がします。
普段のトレーニングに使っているもの、引き出しの奥深くにしまい込まれたもの、この機会に棚卸をして、写真に収め、整理してみませんか。
記憶を記録に変えて、次のステップに進みましょう!
この記事を書いている私は、フルマラソンは年に2回ぐらい、17回完走しました。その合間に、10kmやハーフなどの短い距離のレースに16回出場。Tシャツは30枚ほど、いただきました!
そもそもマラソン大会の参加賞って?
2007年の東京マラソン誕生をきっかけに始まったといわれるランニングブーム。全国でたくさんのマラソン大会が開催され、2万人を超える大きなレースも10以上あるそうです。
参加者を獲得しようと、主催者が地域の特徴を活かして独自の色を打ち出すユニークな大会も増えてきました。コースやエイド、ご当地グルメ、イベント、そして参加賞。
マラソン大会の参加賞といっても、さまざまなものがあり、季節のフルーツや海産・農産物などの地元の特産物、日帰り温泉券など、その土地ならではの特別なサービスは嬉しいものです。
ずっしり輝くメダルは、がんばった自分へのご褒美。
そして、なんといっても、マラソン大会の定番の参加賞は大会オリジナルTシャツです。
参加賞の定番はオリジナルTシャツ
吸汗速乾性素材のシンプルなTシャツは普段のトレーニングでも着用できます。どの大会のTシャツも個性があるので、私はけっこう、この参加賞Tシャツを楽しみにしています。
とはいえ、出場する大会が増えるにつれて気がつけばタンスの引き出しが参加賞Tシャツでいっぱいになってしまうのも確か。喜んでいられるのは私のようにまだ30枚くらいしかTシャツがない場合だけかもしれません。
これが倍になり、さらに100枚を超えたら、確かに保管場所にも困るかも。特に、素材やデザインが自分と合わないものは、着ることなくしまい込まれがちです。
参加賞Tシャツを袋のまま取っておいて寄付をする方もいらっしゃるようですが、一度袋から出してしまったものをそのまま処分するのはもったいない。かといって、誰かにあげて喜ばれるようなものでもありません。
参加賞Tシャツでランニング用マスクを作る
4月末に、プロランニングコーチの金哲彦さんが、マラソン大会の参加賞Tシャツを利用して、とっても簡単なランニング用マスクの作り方を8分ほどの動画で紹介されました。
新型コロナウィルスの感染拡大により、世界的に自粛生活が求められているなか、山中伸弥先生(京都大学iPS細胞研究所所長・2012年ノーベル生理学・医学賞)の「外でジョギングをする際は感染拡大防止のためにマスクを着用して走るように」という呼びかけを受けて、投稿された動画です。
「これなら私にもできそう!」と思われた方も多いことと思います。
どうせなら、参加賞Tシャツをマスクに活用して断捨離する前に、写真に撮って、懐かしい大会の思い出を記録しておくことをお勧めします。
また、大会オリジナルの参加賞Tシャツのテイストは、ランナーなら気になるものではないでしょうか。
参加賞欲しさに大会にエントリーしようということはよっぽどじゃないとないと思いますが、一度出た大会のTシャツが気に入っていれば、次もエントリーしようかなという気になります。
参加賞Tシャツやメダルなど、一挙紹介
自分がもらった参加賞Tシャツや記念品、メダルを整理します。
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きちんと写真に撮って思い出を記録します。
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断捨離するかどうか仕分けをして、思いきってマスクに。
IKEGO FRIENDSHIP DAY RUN
ランニングを始めてから、一番最初に出場した地元の5kmレース。逗子の池子の米軍基地内で開催されるため、パスポートを持って、基地に入ります。確か、たった500円くらいのエントリーフィーなのに、Tシャツをもらえてびっくりしました。
白い方が2011年で、思いがけず年代別の2位のメダルもGET。赤いTシャツは翌2012年。
綿100%でサイズが大きいため、トレーニングで着たことはありません。
湘南国際マラソン
湘南国際のTシャツはどれもニューバランスで、かっこいい。私が最初にもらったのは2011年。2010年はNIKEの黄色いTシャツで、ロゴのカスレがミスプリでは? と波紋をよんだデザインのようです。ニューバランスでよかった!
最初の2011年だけ、ニューバランスのタオルももらいました。細長くて、ジムで使うのにちょうどいい大きさでした。
黒を基調に、ピンクが2011年、ブルーが2012年、黄緑色が2013年。女性の横顔がモチーフです。
2014年のブルー(下の写真の左)は、表面の黒いところの素材がペタッとくっついてしまうのが残念。でも、袖と見頃のカラーの切り替えなどがおしゃれです。
サイズは2011〜2014年まで、いずれもSS。
オレンジ(上の写真の真ん中)が2015年で、最新の2019年(右)は緑のモザイク模様。NBって入れなければいいのにな。
サイズは両方ともXS。XS(SS)のサイズが年々大きくなっているような気がします。
湘南国際のTシャツは後ろ姿も凝っています。
荒川30K
長袖Tシャツをもらったのは2012年の荒川30Kが最初で最後です。実用的で、すごく重宝しています。
バスタオルは白で、右下に「荒川30K」と、オレンジを効かせてポイント的にロゴが入っています。肌触りがよく、いままでもらったなかで一番大きいバスタオルです。
寒い雨の日のレースだったので、バスタオルの暖かさが嬉しかったことを覚えています。
湘南藤沢市民マラソン
多分、海、ということで水色2色。2012年(右)は湘南のシンボルとして親しまれる江の島シーキャンドル(展望灯台)がモチーフで、後ろはなし。MizunoのTシャツのSサイズ。
翌年の2013年は江の島がモチーフで、バックプリントが大きい。Mizuno製ではないようです。
三浦国際市民マラソン
2012年(右)と2013年の白いTシャツ。他のほとんどの大会のTシャツがポリエステル100%の吸汗速乾性ドライ素材なのに対し、表地はポリエステル100%+裏地は綿100%で、コットンのような手触りです。
意外なことに、ドライ素材の白いTシャツをもらったのは三浦だけです。
2012年は30回記念大会だったため、分厚い黒のネックウォーマーもいただきました。
来年のTシャツもマグロと大根だったら、むむむ……と正直思いましたが、翌年はシンプルすぎるTシャツでした。
この大会はホノルルマラソンと日本国内唯一の姉妹マラソンなので、リストバンドにもホノルルマラソンと書かれています。
写真にはありませんが、名物の三浦大根1本は人気の参加賞で、食べ応えがあります。
名古屋ウィメンズマラソン
記念すべき2012年の第1回大会。サイズといい、色といい、デザインといい、素材といい、これまでのベストです。
NIKEのDRI−FIT、最強! 後ろのデザインもかわいい!
女性だけの大会なので、思いきってピンクにできるのでしょう。タオルもピンク!
ティファニーのペンダントは細長いデザイン。
表面にGO WOMEN、裏面に2012と刻印されています。2012年の第1回以外は花がモチーフのようですね。
板橋Cityマラソン
大好きな黒白Tシャツは、実は棄権して走らなかった2017年の20回記念Tシャツ。細く見えるデザインです。SSサイズ。
後ろもモノクロでおしゃれです。
やはり走らなかった2018年はオンワード製のアームポーチでした。腕からずり落ちそうなイメージで、使用したことがありません。
2013〜2015年まで3回走ったけど、いつもは普通のサイズのタオルだけでした。
横浜マラソン
紺と白を基調にして、錨やヨット、ロープ、方位などが描かれた港町モチーフの2016年のTシャツ。MizunoのSSで、やさしい手触りです。
後ろはシンプル。
ハーフタオルやメダルまで、トータルな統一デザインです。
騏驎獅子マラソン大会
2017年と2018年のTシャツはシンプルなデザインのドライ素材で気に入っています。バックプリントはなし。30回記念の方(右)にはAnniversaryと記されています。
Tシャツのほか、海産物などの参加賞が充実していて、びっくりするほどでした。
抽選の数も多くて、走り終わってからもワクワクする大会でした。
軽井沢リゾートマラソン
2017年の軽井沢ハーフ&ハーフのTシャツは、ちょっと大きめだけど、緑に黄色がアクセントです。
glimmerのS。後ろに文字はありません。
ホノルルマラソン
2017年の45回大会。DESCENTEの緑色で100%ポリエステルのXS。生地のドットが大きくて、袖も短め、いかにも南国仕様の涼しそうなウエアです。
背中にスポンサーがバッチリ入っているけど、前面のデザインはかわいい!
福岡マラソン
svolmeのTシャツ。2017年(左)も2018年もセンスがいい。前面も後ろ面も素敵です。154〜162cmのXSで、ピタッと着やすいサイズなのが嬉しい。
福岡マラソンはフィニッシャーズバスタオルもかっこいい! ゴールすると、身体を包み込むようにかけてくれます。
東北・みやぎ復興マラソン
2018年のUNDER ARMOURのパステルブルーのTシャツ。
後ろにはUNDER ARMOURのロゴのみ。少し大きめだったけど、レースで着用して走りました。
白にオレンジがアクセントのハーフタオルは、肌触りがよくて気に入っています。
富士吉田火祭りロードレース
2019年に出場してもらったシンプルなDryのTシャツ。Sだけど、ちょっと大きめ。
迫力ある背中の文字のデザインが気になるけれど、レースで着て走りました。
南房総市ロードレース千倉
2019年の台風で中止になった大会のTシャツをわざわざ送ってくれました。
左胸にチーバくんのワンポイントがあるだけの黄緑色のシンプルなデザインで、glimmerのドライ素材です。バックプリントはなし。
サイズはSS。XSやSSは、なかなかないので嬉しい。
上尾シティマラソン
前面はMizunoのマークだけというシンプルさ。ポリエステル100%だけど、他よりもテロンとした風合いのSサイズです。
背面は、紺地に黄色の文字のグッと引き締まったデザイン。2019年11月出場の5kmレースでもらいました。
Tシャツ以外の番外編
参加賞がTシャツではなかったのは、フルマラソンでは板橋Cityマラソン3回、つくばマラソン2回でした。それぞれ、タオルやキャップをもらいました。
フル以外では、大きな桃を6個ももらった伊達ももの里マラソン大会が印象的でした。
つくばマラソン
2013年のブルーのキャップと2015年のMizuno製の振動発光LEDベルト。
ベルトは夜、走らないので、使わないかなと思い、あけたことがなかったのですが、この記事を書くために手に取ってみたら、自転車に乗っているときなどにも便利そう!
YOKOHAMA North Dock Sakura Run
2017年に参加した10kmレース。雨が降っていたので、タオルが嬉しかったです。
南魚沼グルメマラソン
参加賞の特製お茶碗で南魚沼産コシヒカリ食べ放題! 山盛りご飯をいただきました。
地元の名産品が大集合したグルメ村で使えるグルメチケット(300円分)もついてきます。
函館マラソン
ハーフサイズのタオルと水色のBUFF。2017年のこの大会でBUFFの存在を初めて知りました。
BUFFはすごく薄手で、いま、ものすごく活躍してくれています。タオルも使いやすいサイズです。
まとめ
こうして見てくると、参加賞はやっぱりTシャツが多いですね。
参加賞Tシャツのデザインは初めての大会への出場の決め手にはなりませんが、かっこいいと気持ちが上がります。
「あの大会の参加賞ってこんなTシャツなんだ」「記録しておけば処分しやすいかも」と思ってもらえたら嬉しいです。
そのままあげたり売ったり処分するのではなく、こういうときだからこそ、しっかり写真に撮って記録に残し、わかちあいましょう!
断捨離のつもりで撮影しましたが、結局そのままマスクにしないで、引き出しの奥にしまい込んでしまいそうです。