古都・鎌倉には、たくさんのハイキングコースがあります。豊富な散策コースから、季節や目的、エリア、所要時間、難易度などにより選ぶことができます。
今回ご紹介するのは、鎌倉の数々の史跡をめぐる葛原岡・大仏ハイキングコース。晩秋は12月中旬くらいまで紅葉を楽しめます。
![](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_4972-2.jpeg)
この記事を書いている私は、逗子・葉山・鎌倉と湘南在住10年以上。
四季の自然を満喫しながら、ビーチランやトレイルランを楽しんでいます。
紅葉狩りが楽しみな葛原岡・大仏ハイキングコース【鎌倉散策】
![源氏山の紅葉](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/CBA7CDAD-3A8A-4245-A2F1-38B538C33E8D-800x600.jpeg)
葛原岡・大仏ハイキングコースは、春は東慶寺の梅や葛原岡の桜、初夏は東慶寺のあじさい、夏は浄智寺の桔梗など、季節の花や豊かな自然を四季を通じて満喫できます。
関東圏に大きな被害を与えた令和元年度台風15号・台風19号による倒木や地滑りなどにより、通行が非常に危険な状態であったため、通行禁止となっていました。
復旧工事が完了し、安全が確認できたため、2020年6月30日から通行可能になっています。
コース順序
![葛原岡・大仏ハイキングコース案内板の現在地](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/1853ABDD-2D4C-48EA-BAF0-F95EA0C9392D-800x600.jpeg)
北鎌倉駅から出発し、鎌倉五山の円覚寺、花の寺として名高い東慶寺に立ち寄り、鎌倉五山の浄智寺の脇から葛原岡ハイキングコースの山道に入ります。
源氏山を過ぎて銭洗弁財天でお金を洗い、佐助稲荷神社に足をのばし、源氏山に戻って大仏ハイキングコースへ。
鎌倉大仏に下り、長谷寺を経由し、江ノ電長谷駅まで、3kmのコースです。
![葛原岡・大仏ハイキングコースの地図](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/a9fe104ad8829fb25fe810cc45749e89-300x327.png)
鎌倉観光公式ガイドには3kmのコースと紹介されていますが、行きつもどりつ寄り道しながら計測すると約6kmでした。
![北鎌倉駅〜長谷駅まで6kmの地図](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/A48DF070-9AC7-44D3-B258-EE443590FAD8-300x543.jpeg)
スタート地点・北鎌倉駅〜円覚寺
![葛原岡・大仏ハイキングコースのアクセス・経路](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/b8f8c33777a5ed6de7cb457f5f9b129e-300x119.png)
スタート地点は北鎌倉駅。
北鎌倉駅の出口は鎌倉寄りで、改札は西口、東口のふたつ。メインの改札の西口にトイレがあります。
円覚寺方面の東口には券売機がありません。
![北鎌倉駅](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/47B106ED-805A-4A4F-B5C5-2DFFB333EC48-300x225.jpeg)
東口改札を出てすぐに、ガイドが置いてあります。
![北鎌倉駅東口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/FF1BEBC7-01C7-4594-BCF5-2B17645377D7-300x225.jpeg)
かまくらマップ付き。
ガイドブックを持っていなければ、スマホの地図より見やすいので、手に入れましょう。
![北鎌倉駅東口に置かれたガイドマップ](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/CFC45386-F060-4B57-B0D5-0FD0FDB8EC08-300x225.jpeg)
改札の前に「周辺ごあんない」の看板が立っています。円覚寺まで50m。
![北鎌倉駅の案内板](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/9351ECBF-900E-4EC0-9694-26B3AE2A43CF-300x225.jpeg)
徒歩1分で円覚寺へ。入り口に至る階段前の紅葉が綺麗です。
![円覚寺の紅葉](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/6EB514AE-2EC8-4B72-A252-6564E0D4494B-300x225.jpeg)
階段上から見下ろしても、きれい。
![円覚寺階段上から](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/1E243FAC-96CE-4B79-94E1-7C9B06246115-300x225.jpeg)
円覚寺は鎌倉時代後半の弘安5年(1282)に無学祖元禅師により開山されました。
山号は「瑞鹿山(ずいろくさん)(めでたい鹿のおやま)」。
![円覚寺入口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/B696C61A-10C9-4015-8605-1E2558DDBEB6-300x225.jpeg)
拝観時間は午前8時から午後4時30分(12月~2月は午後4時まで)。
拝観料は、大人300円、中学生以下100円です。
円覚寺〜東慶寺
30mほど進んだところに、まだ通行止めとなっているハイキングコースについての案内標識が設置されています。
![円覚寺近くの案内表示](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/A55A225E-8203-4109-BA7C-D723738B7C9B-300x225.jpeg)
そこの踏切か、あるいは円覚寺の階段前の踏切を渡って西口側の道路に出て、東慶寺に向かいます。
道路を左折して歩いていくと、3分ほどで花の寺、東慶寺(縁切寺)です。
![東慶寺入口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/C4933EEF-B404-4ADA-9A1A-088F48AF03A3-300x225.jpeg)
東慶寺は鎌倉時代の弘安8年(1285)に開創された臨済宗円覚寺派の寺院です。
![東慶寺階段](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/F813306B-D5F1-47E5-9480-1BF169AD8DCB-300x225.jpeg)
女性が当寺に駆け込めば離縁ができる女人救済の寺として明治に至るまでの600年間、縁切りの寺法を引き継いできました。
![東慶寺入口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/5F47AAA7-6341-43DE-ACD6-BBD3051F3344-300x225.jpeg)
初春の梅、6月の花菖蒲やイワガラミなど、四季を通じて、境内にはさまざまな草花が咲きます。
![東慶寺入口の紅葉](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/02573EEE-48BC-4208-A872-93058E2DF3F9-300x225.jpeg)
拝観時間は午前8時30分から午後4時30分(10月〜3月は午後4時まで)。
拝観料は、大人200円、小・中学生100円です。
東慶寺〜浄智寺
東慶寺の隣には、大好きなイタリアン「タケル クインディチ 」があります。おいしいランチをリーズナブルに楽しめます。人気があるので、予約をお勧めします。
![東慶寺隣のイタリアン「タケル・クインディチ」](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/F5DFAC35-958E-4D9E-AEDC-E75597805DEF-300x225.jpeg)
東慶寺から5分ほど歩くと、前方に踏切が見えてきます。
![浄智寺への右折ポイント](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/00437202-9C1E-4896-8B36-50D3594CAD80-300x225.jpeg)
案内標識の手前を右に折れて浄智寺へ。
![右折すれば浄智寺](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/EECE98A2-224B-4427-96E2-6B8DD4C9DB62-300x225.jpeg)
浄智寺は、弘安4年(1281)頃に創建されました。
円覚寺開山の無学祖元の筆とされる「寶所在近(ほうしょざいきん)」の文字が掲げられた総門の手前には鎌倉十井の一つ「甘露の井」があり、石段が伸びています。
![浄智寺の階段](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/547EF2DC-34A1-4717-B23A-9484D1E196B3-300x225.jpeg)
鎌倉では珍しい唐様の鐘楼門(しょうろうもん)や本堂の様子に「宋風」という当時の中国の様式をうかがえます。
![浄智寺の入口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/217D2B29-875D-483C-BEC6-046757A2563F-300x225.jpeg)
本堂 曇華殿(どんげでん)近くの銀杏がきれい!
![浄智寺の銀杏ラン](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/AF2F736C-1303-4D70-8078-B43856115C7F-300x225.jpeg)
境内は国の史跡に指定され、寺域は源氏山ハイキングコースの天柱峰まで広がっています。
![浄智寺の銀杏の落ち葉](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/68059BB6-E66F-4624-A4AF-508DB24197D2-300x225.jpeg)
拝観時間は午前9時から午後4時30分。
拝観料は、大人200円、中学生以下100円です。
浄智寺〜葛原岡神社
浄智寺の脇道を歩いて、葛原岡ハイキングコースに入ります。
![](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_3852-300x485.jpeg)
ここからアップダウンのある山道です。
![浄智寺から葛原岡ハイキングコースへ](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/20B218DA-6566-4033-9C83-38285E0DA64E-300x225.jpeg)
「幼児・高齢者の安全のため歩行するように」と、ランナーへの注意喚起が木に貼られています。
![葛原岡ハイキングコースの注意書き](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/EEA1223D-13E7-4B27-A5B7-DD149001AE8B-300x225.jpeg)
中間地点の天柱峰(てんちゅうほう)には、昭和16年に建立された「天柱峰碑」があります。
![天柱峰](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/98b322551667d83cd0c70da2d8a3b215-300x202.jpg)
少し迷いそうな分岐点には案内標識があるので安心。
![葛原岡ハイキングコースの案内表示1](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/86819D76-0B64-49C8-8FB0-71E59C5B1D9F-300x225.jpeg)
ランナーに向けた張り紙は、この後も何度か見かけました。
![葛原岡ハイキングコースのランナーへの注意書き](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/DAF9CF71-90E6-4012-8E88-E7058BA9EB76-300x225.jpeg)
急な階段を降りると、雰囲気いっぱいの案内標識。
![葛原岡ハイキングコースの案内表示2](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/B9DAF7AA-F3D7-47F6-8433-C211A948807D-300x225.jpeg)
浄智寺から徒歩25分ほどで葛原岡神社に到着しました。
![葛原岡神社へ](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/1D557EB7-E0A5-4F91-9797-5A79BB539365-300x225.jpeg)
葛原岡神社は後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基卿をお祀りする神社です。
男石、女石の縁結び石の横を通って本殿へ。
![葛原岡神社への参道](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/1765BCDE-4ED3-4A71-84F4-852528987A16-300x225.jpeg)
天皇をかばうため捕らわれの身となった俊基卿は幕府の手によって葛原岡にて悲劇の最期を迎えられました。
![葛原岡神社](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/456E5741-5BA8-42BC-9821-89D8F665F1E7-300x225.jpeg)
葛原岡神社の境内にある合鎚稲荷社。
![葛原岡神社の稲荷社](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/716B463C-05CD-49B5-B403-418244A8E9F5-300x225.jpeg)
「かわらけ」に魔が去るように願をかけて投げつける「魔去ル石」。盃をこの石に当てて割れば幸せを勝ち取れるとされています。
![葛原岡神社の魔サル石](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/722DC07F-E561-4B2F-A8F2-7E8B9F791541-300x225.jpeg)
葛原岡神社〜源頼朝像
葛原岡神社のすぐ近くに広場があります。
源氏山公園の「藤原仲能之墓」の石碑。
![源氏山公園](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/FFD93CC8-89E7-4A9C-B3B4-FC07832EC73D-300x225.jpeg)
すぐ近くに案内板があり、点在するトイレの場所が記載されています。
![葛原岡・大仏ハイキングコース案内板](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/6CE5A6E3-E66D-4D16-9F87-134090636529-300x225.jpeg)
「トイレ」の案内板も。
![源氏山公園のトイレ表示](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/1E741C57-DA07-4239-9247-65E2D61BBBD2-300x225.jpeg)
給水所もあります。
![源氏山公園の水飲み場](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/77E7125F-F326-4E9F-A7F6-3F2B634910D2-300x225.jpeg)
トイレに行く手前にある日野俊基卿の御墓所。
![日野日野俊基卿のお墓](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/E66E3895-F4AB-45FA-9276-BA46AA03E182-300x225.jpeg)
少し進んでいくとトイレがあります。
![源氏山公園のトイレ表示](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/95247E63-1AB4-4111-BB14-1B693C068A53-300x225.jpeg)
公園詰所の手前に「源氏山公園案内図」の看板があり、トイレのほか、水飲み場の場所も表示されています。
![源氏山公園の案内図](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/58BB4C8C-7409-4AD1-9151-3F1BBD410A90-300x225.jpeg)
左方向の化粧坂方面に下りていくと、その先の広場に源頼朝公の像が鎮座しています。
![源頼朝像](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/020B7A3E-43BB-4853-ADC7-EFF63F8205A1-300x225.jpeg)
紅葉のなか、追いかけっこをする子どもたちの姿が。私も走りました。
![源頼朝像ラン](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/61C4C8DC-D68D-4602-962A-D64E841567E6-300x225.jpeg)
寿福寺方向にいく道も紅葉がきれいです。
![源氏山公園の紅葉](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/3A484252-9867-4042-82EE-90A472861B57-300x225.jpeg)
源頼朝像〜銭洗弁財天
「源氏山公園案内図」の看板まで戻り、道を左方向に5分ほど歩いて銭洗弁財天(宇賀福神社)へ。
![銭洗弁財天](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/75892FF6-1CA8-42F8-A2C5-E921F3E91E21-300x225.jpeg)
境内の奥宮(洞窟)の霊水でお金を洗うと何倍にも増えて戻ってくるといわれ、多くの参拝客で賑わっています。いまは境内でのマスク着用が呼びかけられています。
![銭洗弁財天でお札を洗う](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/D7CA97DB-0FB3-4A75-BFC2-11EA7394C3E0-300x403.jpeg)
銭洗弁財天〜佐助稲荷神社
境内にある茶屋の右側に並んだ鳥居をたどって佐助稲荷神社に向かいます。
最初、少し上りますが、すぐ下りになって佐助ヶ谷に下りていきます。
![銭洗弁天から佐助稲荷神社](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/3B5724B1-5008-47BC-AF60-4CC812BAD90D-300x400.jpeg)
佐助稲荷神社は源頼朝を歴史的快挙に導いたという伝説から「出世稲荷」と呼ばれ、信仰を集めています。
![佐助稲荷神社](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/318D6ADD-8E61-4841-B6B0-FEB4E6E949F1-300x225.jpeg)
人間が住む俗界から神が住む神域への入り口を示す、幻想的な朱色の鳥居が49基建っています。
![佐助稲荷神社の鳥居の入口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/CCDA6A85-F8A8-4FCF-BDA1-FE5CC7D51195-300x225.jpeg)
参道の朱の鳥居をくぐるごとに神聖さが高まります。
![朱塗りの鳥居ラン](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/19432816-B29D-4E55-B0CB-65032A044757-300x225.jpeg)
参道や境内のいたるところに神狐、白狐が祀られています。
![佐助稲荷神社の神狐](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/47187412-DB6D-4921-8B17-7FE285E12D15-300x225.jpeg)
苔むした石の祠(ほこら)には、神様のお使いである狐の像が安置されています。
![佐助稲荷神社の白狐](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/E74B2B67-B220-46B8-BFC4-1FEAF1B63D1E-300x225.jpeg)
隠れ里の雰囲気に包まれた佐助稲荷神社の拝殿の後ろの階段を上ったところに本殿があります。
![佐助稲荷神社の本殿](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/0392BBCB-9303-422A-BAA7-0CF2685498E8-300x225.jpeg)
豊作祈願で稲の穂が狐の尻尾に似ていることから、狐を祀るようになったともいわれています。
![佐助稲荷神社本殿の神狐](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/AA9E4ACF-B1DC-49BA-9DFD-AAEA17A5A5FF-300x225.jpeg)
佐助稲荷神社へは銭洗弁財天の入口を出て下り、右折していくこともできます。
佐助稲荷神社〜源氏山公園
佐助稲荷神社を出てもう一度、銭洗弁財天へ。
![](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_3853-3-300x312.jpeg)
銭洗弁財天を経由して源氏山公園に戻ります。
![銭洗弁財天周辺観光案内図](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/BA11F010-FB75-4C36-BC5B-9D94016C6EEC-300x225.jpeg)
大仏ハイキングコースへ向かう階段を上ります。
![銭洗弁財天から源氏山へ](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/53655947-5428-40A0-A274-FA995A803784-300x225.jpeg)
階段上の案内標識。
![大仏ハイキングコースの案内板](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/8A4B59E3-C337-4494-AA28-ED02A3044F77-300x225.jpeg)
源氏山公園〜鎌倉大仏
源氏山公園から大仏ハイキングコースへ。大仏へ向かう分岐点の案内標識。
![大仏ハイキングコースの案内表示](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/5CBE6A91-C693-4CB6-A5FC-E97DA1DF5C61-300x225.jpeg)
向かい側の広場の紅葉がきれいに色づいています。
![大仏ハイキングコース手前の紅葉1](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/228993B4-A9F9-4E5C-AF30-40CCEC8FD810-300x225.jpeg)
道路から見てもきれい。
![大仏ハイキングコース手前の紅葉2](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/476ACA16-64B5-47D3-9EB0-1A7BDC59A40E-300x225.jpeg)
右の道で下に向かうと梶原方面です。左の道を上がっていきます。
![大仏ハイキングコースの案内図](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/BA7E2EEC-A9F4-44ED-9629-CD5167AB313B-300x225.jpeg)
住宅地をしばらく行くと、大きな地図の看板があります。浄智寺からここまで30分、大仏坂まで40分。
![大仏ハイキングコースの案内板](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/91793735-BA14-4DC1-A6EE-36894E638F3A-300x225.jpeg)
左手に海が見えるスポット!
![大仏ハイキングコースから見渡す海](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/EEFBA86A-E747-4ABB-9F9F-0C389BF3BA81-300x225.jpeg)
少し行くと道がふたつにわかれるので、案内通り左の道を行きます。大仏まで1.8km。
![大仏ハイキングコースへの案内](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/7D47DD46-EF68-43E7-AD6E-2A8DB67AB240-300x225.jpeg)
左の電柱にも案内が貼ってあります。この先から山道に入ります。
![大仏ハイキングコース始まり](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/B2EBA2E2-ABC2-4586-87C9-34962870015B-300x225.jpeg)
長谷大谷戸交差点(市役所通り)方面への分岐点。
![大仏ハイキングコース案内板1](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/A628ABD7-4940-4B4A-85E5-ACC2F89786C1-300x225.jpeg)
道を間違えないよう、左側にも案内標識があります。
![大仏ハイキングコース案内板2](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/042DB4F8-37CF-4B58-BF70-E59B4E4090E7-300x225.jpeg)
この辺は佐助稲荷神社の裏山です。
![佐助稲荷神社周辺の近辺](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_3855-2-300x513.jpeg)
500m進んだところにも看板。源氏山公園と大仏の中間あたりです。
![大仏ハイキングコース案内板3](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/E6AD54B5-A618-411D-8A43-002F0C6741DC-300x225.jpeg)
大仏ハイキングコースの隠れた名所「カフェテラス 樹(いつき)ガーデン」まで直進50m!
大仏へは左方向です。
![大仏ハイキングコース案内板4](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/A26F453D-BBB4-47B3-8A93-CF7278EA3D95-300x225.jpeg)
5分ほど行くと、えっ、びっくり、鎖場出現!? このハイキングコースで、一番の難所です。
![大仏ハイキングコース案内板5鎖場](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/36B67669-53EE-45E7-981C-31F6F43AB840-300x225.jpeg)
大仏へ450mの案内標識。
![大仏ハイキングコース案内板6鎖場2](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/D8FABD5B-5C6C-479D-9968-6A47CDCF3825-300x225.jpeg)
回り込んでも急勾配が続きます。
![大仏ハイキングコース案内板7鎖場3](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/EE06014A-1CE6-40D5-8DA8-48A6CC539ED6-300x225.jpeg)
カーブが終わったところにも標識。
![大仏ハイキングコース案内板8](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/FDFF53B8-291F-4147-BD26-B702D77A4F87-300x225.jpeg)
幅の狭い道を50m進むと、大仏切通(国指定史跡)への分岐点に着きます。
長谷方向から来たカップルとすれ違いました。女性がヒールを履いていて、ちょっと心配になりました。
![大仏ハイキングコース案内板9](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/9CCED7E1-6E67-448F-9965-DFE5DFBFA604-300x225.jpeg)
この標識までの石段を自転車を担いで上がってきた方がいたので、「一瞬だけど鎖場もあるし、厳しいコース」だとお伝えしたら、自転車を担いで下に戻っていかれました。
![大仏ハイキングコース案内板10](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/A0D55D58-BA6F-473F-9DF5-B88B51196CA0-300x225.jpeg)
後で、鎌倉観光公式ガイドに掲載されている注意書きを見たら、「自転車・バイクでコース内に乗り入れるのはやめましょう」となっていました。
大仏坂口へ下りて、10分ほどで鎌倉大仏殿高徳院へ。
山号「大異山」を記す扁額が掲げられた山門には一対の仁王像が安置されています。
![長谷の大仏の入口](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/410300A4-1379-45A5-9562-B84A4E47F6FF-300x224.jpeg)
鎌倉大仏として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像。
造立が開始されたのは1252(建長4)年です。
![国宝銅造阿弥陀如来坐像](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_7280-300x224.jpeg)
拝観時間は午前8時から午後5時(2020年6月1日現在)。
拝観料は、大人300円、小学生150円です。胎内拝観は休止中。
鎌倉大仏〜長谷寺
5分歩いて長谷寺へ。
![長谷寺](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/BB34CB89-0878-4DAC-BEA6-399EFC25AA72-300x225.jpeg)
「長谷観音」の名で親しまれ、梅雨の時期には40種類2500株のアジサイが咲き誇り、鎌倉有数の景勝地と謳われています。
![長谷寺の紫陽花](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_7263-2-300x402.jpeg)
境内の和み地蔵は大人気。
![長谷寺の和み仏像](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_5349-300x400.jpeg)
良縁地蔵。三体連なっているお地蔵様が境内に3か所あります。
![長谷寺の仏像](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_5345-3-300x225.jpeg)
拝観時間は午前8時から午後5時(10〜2月は午前8時から午後4時30分)。
拝観料は、大人400円、小学生200円です。
長谷寺手前に、とてもきれいなトイレがあります。たくさんの外国人が利用していました。
![長谷寺のトイレ](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/8F4C7B8F-8CAA-4EC5-B6DB-E9D2AA913164-300x225.jpeg)
長谷寺〜長谷駅
徒歩5分で江ノ電長谷駅。ゴールです。
![長谷駅と江ノ電](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/B2647E24-C4B6-4053-8CD2-B5F8D0921153-300x216.jpeg)
大仏から長谷駅、そして海に至る道には、たくさんのお店があって賑やかです。
踏切を渡って海岸へ。
![長谷駅と江ノ電2車両](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/DE992B14-C545-401F-97CC-58EFC3E068F0-300x225.jpeg)
11月でもウィンドサーフィンを楽しむ人たちの姿がありました。
![長谷の海](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/C1B1A223-EA82-4D4F-875A-55BD3C63F77B-300x225.jpeg)
鎌倉観光公式ガイドの注意書き
ハイキングに出かける前には、鎌倉観光公式ガイドの注意書きを確認し、気候などに合わせて事前に十分な準備をしましょう。
・ハイキングコースは自然の山道です。滑りやすいところや上り下りのきつい場所もあります。歩きやすい服装や、登山に適した靴を履くなど、十分な準備をしてください。雨の降った後はぬかるんで特に滑りやすくなりますので十分にご注意ください。
・自転車・バイクでコース内に乗り入れるのはやめましょう。
・コース内におけるケガは自己の責任となりますので、ご注意の上ご利用ください。
・夏から秋にかけては、スズメバチの活動期です。刺激しないよう注意しましょう。
・火気の使用は、やめましょう。
・トレイルランが流行していますが、ハイキングコース内でのレース(競争)はとても危険ですので、開催しないようお願いします。また、個人によるトレイルランについても、すれ違いの際には減速し、他の利用者と譲り合うなど、事故防止に十分配慮していただくようお願いします。
鎌倉観光公式ガイドより
まとめ
2020年11月27日、拝観料の必要な史跡には入らず、約6kmを50分(キロ8’07”)で、ゆっくり走りました。
狭いハイキングコースで人とすれ違うときには歩いたり、鎖場などの難所もあったり、写真を撮ったりしたので、実際にかかった時間は12:29〜14:40の2時間ほど。
![ランの記録](https://sub4-ever.com/wp-content/uploads/2020/12/5CF24B2E-5C15-4BB0-8DAF-F9C07D25EDAB-300x489.jpeg)
案内標識がたくさん設置されているので、道に迷うことはありません。
時間に応じて、もっと足をのばしたり、ショートカットしたり、コースのアレンジがしやすいのが魅力です。