レース前はスポーツマッサージに自己投資して身体機能向上へ

整骨院でふくらはぎの押圧をする柔道整復師の手元 ランニング全般
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スポーツマッサージとは、主にスポーツ選手のコンディションの維持や疲労回復、運動機能向上を目的に行われるマッサージです。競技の前・中・後に、ケガの予防やパフォーマンス向上、運動などで疲労した筋肉に強さや弾力性を取り戻し、改善させます。

故障を治してくれるだけでなく、レースの3、4日ほど前にマッサージを受けると効果的です。

この記事を書いている私は、サブ4でフルマラソンデビュー後、スポーツマッサージで故障を治してもらいました。

それからはレースの後のみならず、レース前にもすっかりお世話になって、サブ4を継続しています。

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レース前はスポーツマッサージに自己投資して身体機能向上へ

整骨院でふくらはぎの押圧をする柔道整復師の手元

あん摩マッサージ指圧師、医師免許、鍼灸師、柔道整復師、理学療法士に加え、財団法人日本体育協会の「公認アスレティックトレーナー(AT)」、全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)の「公認アスレティックトレーナー(ATC)」などの認定資格を取得した人たちがアスレチック(スポーツ)トレーナーとして活躍しています。

痛みの場所や原因など、それぞれ異なる各人の症状に合わせ、スポーツコンディショニングに関する知識と経験をもとに、スポーツマッサージ・整体、鍼・灸、超音波など、無理のない最適な治療法でアプローチします。

スポーツマッサージ・整体

スポーツマッサージとは、スポーツ生理学に基づき、運動中に使われる筋肉や損傷した筋線維など、筋肉に直接・間接的にアプローチして筋肉本来の働きを甦らせ、潜在能力を発揮させることを目的としています。

筋肉だけではなく、リンパ液や血液・神経や骨にも効果的な手法が求められます。

全身マッサージを基本に、体全体の血流をよくし、身体機能の回復やコンディショニングをサポートします。一人ひとりに合った施術により、患者自身のもつ自然治癒力を引き出すことを促します。

鍼・灸

鍼は痛そうなイメージがありますが、使用するのは0.2ミリほどの細い鍼なので、ほとんど痛みは感じません。手足、背中などに刺激を与え、全身の気血の流れをよくすることにより、疲労回復や痛みに効果があります。 

寝違いやぎっくり腰、筋肉痛のような急性症状に対して、特に効果的です。

お灸は心地よい程度の熱さを保つことで、リラックスした状態で体の冷えなどを改善できます。

筋肉や靭帯の疾患だけでなく、内科系統や精神的な疾患など、鍼・灸で幅広い施術ができます。

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スポーツマッサージを試してみたら

小守スポーツマッサージ療院の東京タワー分院案内板

2011年に人生初の35km走をしてから左脚の付け根が痛むようになりました。レントゲンを撮っても骨に異常はなく、しばらく走ると痛くなくなるので放置していたら、ずっと治らないまま、レース当日の11月3日を迎えることに。初フルマラソンは痛み止めを飲んで走りました。

サブ4で初フルマラソンデビューができたのはよかったのですが、左の股関節の痛みが強くなって、まともに歩けません。当時習っていたサルサダンスの世界的に有名なダンサーの先生から紹介していただいて、小守スポーツマッサージ療院の五反田治療院を訪ねました。

小守スポーツマッサージ療院

小守スポーツマッサージ療院の東京タワー分院

紹介で行ったため、どんなマッサージ療院なのか全く知識がなかったのですが、故小守良勝さんはスポーツトレーナーという職種を実質的に立ち上げ、鍼灸按マッサージを一つの治療メソッドとして確立し、トレーナーの必要性をスポーツ界に認識させた方だそうです。

1929 年に東京大学サッカー部の要請で小守良勝氏がマッサージを行い、小守氏はこれをスポーツマッサージの起こりと記しているとか。一説では、スポーツ分野でのマッサージや鍼灸治療はそれ以前より行われていたともいいます。

マッサージの名人と呼ばれた初代スポーツトレーナー小守良勝さんの逝去後も施術を引き継ぎ、伝統のマッサージをベースに鍼・灸などの療法を必要に応じて使用し、各トレーナーによる多様性のある施術を提供しています。

プロ野球をはじめ、サッカー・ラグビー・テニス・バドミントン・卓球・陸上競技などのスポーツ界や芸能界の各種イベントにトレーナーを派遣してサポートしています。

スポーツ選手は患者の約半数で、スポーツではランナーが1番多く、テニスやサッカー関連も多いそうです。

新宿本院、三光町分室のほか、BIGBOX、溝口治療院、仙台治療院、大宮宮原治療院、ザ・プリンス パークタワー東京、あざみ野治療院、高輪分院、東京タワー分院、ザ・プリミアクラブと、多くの治療院があります。

私は2011年11月7日に初めて訪れ、1回の施術でだいぶ楽になりました。翌週14日にも行って「急に無理しすぎだから練習は半量からスタートするように」とアドバイスをいただきました。2か月間も引きずった故障が、その週の終わり、20日に完治しました。

私が紹介を受けた五反田治療院はなくなってしまいましたが、お世話になっていたトレーナーの方が移られた東京タワー分院に、ことあるごとに通っています。料金は1時間6,600円 (税込み)です。

小守スポーツマッサージ療院の東京タワー分院入口

TAKEアスリート鍼灸院

2012年の11月にフルマラソン3時間半を切ったあと、2013年3月の4レース目で3時間15分を切る国際ランナー資格を得ようとトレーニングを開始。2012年10月に発売されたばかりの田中猛雄さんの書籍『ランニングで痛めた足はランニングで治す』を参考にしました。

田中猛雄さんは江東区の門前仲町にあるTAKEアスリート鍼灸院長。直接、体の調子をみていただいて、アドバイスをいただきました。

目標レースの3日後からスペイン旅行に出発することになっていたため、レースではセーブしてしまい、悔いの残る3時間43分という記録でゴールしました。

おさえたはずだったのに、帰り道に脚が痛くて駅の階段を登れなくなり、馴染みの小守スポーツマッサージ療院に駆け込みました。

文寿整骨院・鍼灸院

友人から「スポーツ選手の故障を治すのに定評があって、すごく面白い先生」と紹介を受けて、診ていただきました。

及川文寿院長は評判通りの楽しい先生で、針の効き目がてきめんでした。

鍼・灸・骨盤矯正マッサージ・ぎっくり腰・座骨神経痛・がんこな肩こり・デトックス・美容鍼・顔矯正・カッピングなど、症状に合わせて最適な治療を選択してくださいます。

まとめ

どこにどんな痛みがあるか、あるいは、どこをどうして欲しいか具体的に相談して、自分に合った施術をしていただけます。

ふくらはぎが攣りそう、と思っていても、肩甲骨をほぐしていただいてよくなったり、脚が痛いと思っていても、首や肩のコリがひどかったり、自分では気づかない痛みをプロの目で発見してもらえるので、レース前後のコンディショニングに役立ちます。

スポーツマッサージ後は筋肉疲労が取り除かれ、気になっていた箇所のみならず、身体全体の機能が整います。

陸上選手やプロでもないのに、マッサージなんてと思っていましたが、いまではすっかり頼りっぱなしです。かかりつけのスポーツマッサージの先生がいると安心です。

駆け込み寺的に、家の近くでもマッサージ院をキープしています。
1年ほど前、急に右膝が腫れて、曲がらなくなったときがありました。

右膝が腫れて炎症

大きな病院への紹介状を書いてくださり、レントゲンを撮ってもらいましたが、骨に異常なし。

右膝故障

治るまで、マッサージや超音波などで丁寧なケアをしていただき、助かりました。

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