水着素材を採用したマスクとして大きな注目を集め、スポーティーで機能性も抜群と評判のミズノのマウスカバー。
ヨネックスのスポーツフェイスマスクに続く、1,000円以下で手に入れられるスポーツブランドのマスクです。
先に入手したヨネックスのスポーツフェイスマスクで走ってみると、意外に暑い。いまのところ、ランニングには「ヤケーヌ」一択です。
ミズノのマウスカバーがようやく手元に届いたので、走ってみました!
この記事を書いている私は、フルマラソンデビュー後9年間、サブ4を継続しています。
9月のバーチャルボストンマラソンに向けたトレーニングのため、ミズノのマウスカバーを GETしました。
ミズノの夏用マウスカバー「アイスタッチ」【レビュー】
スポーツメーカーのミズノが、水着や陸上ウエアの素材を採用したマウスカバーの第2弾の販売を実施しました。
5月15日に第1弾の予約販売を発表し、予想を超える反響とミズノ自身が驚いたオリジナルマスク。アクセス集中で抽選サイトが一時停止され、わずか数時間で2万枚が即完売しました。
続く第2弾として5月28日には事前応募受付を実施し、5万枚が再販される予定だったところ、予想を大幅に上回るアクセスにより、サーバーがダウン。メンテナンスと調査のため、受付を一時停止していました。
新たにマウスカバー販売サイトを増設し、受付を再開。当初5万枚だった販売数を87万枚に増加。
第1弾では5色のカラーバリエーションでしたが、再販分はさらに色や柄の種類が増えてデザイン豊富に24種類になりました。
さらに新作の接触涼感素材「アイスタッチ」マウスカバー4種類、70万枚も加わり、計157万枚用意されました。
サイズはいずれも、S、M、Lの3サイズ展開。購入はひとり合計6枚までで、発送は7月25日以降とサイトで案内されました。
水着素材で速乾性が魅力
マウスカバーの人気の理由は、トップスポーツブランド・ミズノならではの高い機能性とカラフルでスポーティーなデザインです。
水着や陸上ウエアなど、ミズノが競技ウエアで採用している軽く伸縮性に優れた肌触りのよいソフトな2wayストレッチトリコット素材を採用。フェイスラインをやさしく包み込む設計が施されています。
着用時の耳周りの締め付け等のストレスが少なく、適度な優しいフィット感です。長時間つけても快適な着用感で、眼鏡が曇りにくいのも特徴です。
繰り返し手洗いでき、短時間で乾く速乾性があるため、毎日気持ちよく使えます。
カラーバリエーションが豊富で、再販分では単色タイプに加えてプリントタイプや「アイスタッチ」も登場しました。
新たにラインナップに加わった「アイスタッチ」マウスカバーは、内側面に接触涼感素材「アイスタッチ」を装着しているのが特徴。「アイスタッチ」は、アンダーウエアやスポーツウエアに1998から使用されているミズノ独自の夏向け素材で、汗と熱を素早く逃し、心地いい清涼感が感じられるとか。
ミズノでは、一部定番化や季節に応じた商品など、継続した生産・販売を計画しているそうです。
購入の流れ
- 抽選受付期間:6/19(金)正午から6/29(月)10:00まで(受付終了)
- 当選の連絡:7/2(木)
- アカウント有効化手順の説明:7/8(水)当選者専用販売サイトのURL及びID&パスワード登録の案内
- アカウント有効化:7//13(月)
- 購入期間: 7/17(金)正午~7/20(月)正午まで
- 発送予定:7月25日以降に順次発送開始(すべての出荷に約3週間かかる予定)
6月19日に抽選申し込みをしたところ、7月2日に当選メールが届きました。当選者のみへの連絡で、夫にはメールが届きませんでした。
7月8日に販売についての案内メールが届きました。指定された期間に専用サイトで一人最大6枚まで先着順で購入可能。夫にもメールが届き、7月2日に当選メールが届いていなくても、7月8日のメールが届けば当選、とのことでした。
販売初日の7月17日正午ジャストに専用サイトで選び始めましたが、5分でブラックが売り切れていました。
慌ててささっと選び、購入しようとしたところ、通常のVISAカードではなぜか決済できず、Amazon Payに決済方法を変更したら、すんなり決済できました。
人気だったのは単色のようで、発売初日の17時に単色で売り切れていなかったのはホワイトだけ、あとはすべて売り切れでした。
逆に「アイスタッチ」で売り切れていたのはホワイトのみ。
プリントは在庫がありました。
7月17日12時~14時30分頃まで決済システムにアクセスが集中したことで通信が不安定な状態が続いたサイト障害があったそうです。専用サイトに「お詫び」が掲載されました。Amazon Payで決済できてよかった。
また、オンラインショップの窓口8サイトのうちの一つの在庫数にトラブルが発生し、販売を中止する事態となったそうで、販売の経緯と今後の対応について報告が掲載されました。
今回、購入できなかった方に対しては次回開催時の優先対応等を検討中とのことで、問い合せ専用窓口が8月4日に開設されました。
発送については、「当初の予定通り、7月末日より約3週間かけてお届けいたします」となっていました。
8月5日の夜10時に夫にメールが届き、6日に配達されました。
私のマスクは8月10日現在、まだ到着していません。
※追記:8月10日の夜にメールがあり、11日に届きました!
商品概要
ミズノ マウスカバー
発売予定数: 87万枚
単色タイプ
シンプルに色で選べる全9色。ホワイトが新登場。
- カラー:全9色(ホワイト、ペールブルー、ライトブルー、パープル、ターコイズ、ブラック、フラッシュイエロー、フラッシュオレンジ、ピンク)
- 価格:935円(税込み)/1枚
- サイズ展開:S、M、L
- 素材:
[本体] ポリエステル83%、ポリウレタン17%
[内側]/ポリエステル100% - 原産国:日本
プリントタイプ
ビジネスシーンにおすすめのデザインや女性らしいプリント、デニム調、スポーティーなデザインを加えた全7種類15色。
- カラー:全7種類15色
[MIZUNOロゴ]ホワイト、グレー
[格子柄]ホワイト、チャーコル、ブルー
[ドット柄]杢グレー、ドット
[メランジ柄]杢グレー、杢パープル
[ライン柄]ホワイト、ブルー
[花柄]ブルー、ピンク
[デニム柄]グレーデニム、ブルーデニム - 価格:990円(税込み)/1枚
- サイズ展開:S、M、L
- 素材:
[本体] ポリエステル84%、ポリウレタン16%
[内側]/ポリエステル100% - 原産国:日本
「アイスタッチ」(内側)タイプ
表地は2種と同様の競技ウエア素材、内側に接触涼感素材「アイスタッチ」を装着した全4色。汗と熱を素早く逃し心地いい清涼感が特徴です。
- 発売予定数: 70万枚
- カラー:4色(ホワイト、クラウドグレー、グレー、セルリアンブルー)
- 価格:1,320円(税込み)/1枚
- サイズ展開:S、M、L
- 素材:
[本体] ポリエステル82%、ポリウレタン18%
[内側]/ポリエステル88%、トリアセテート12% - 原産国:インドネシア
※本品は感染(侵入)を防ぐものではありません。咳やくしゃみをした際の飛沫の拡散をやわらげるための、咳エチケットとしてご使用ください。手洗い洗濯が可能。タンブル乾燥機は使用不可
ヨネックスは4色(ブラック、アイスグレー、ピンク、ライトブルー)展開でしたが、ミズノは28種類!
価格は無地タイプで1枚850円(税別)なので、ヨネックスの840円(税別)と、ほぼ同じです。「アイスタッチ」は1,000円を超えています。
ヨネックスのマスクは中国製でしたが、ミズノは単色とプリントタイプは日本製、「アイスタッチ」はインドネシア製です。
サイズ
マウスカバーのサイズはすべてS、M、Lの3サイズ。
- S/子ども、小顔の女性向け:18.6(幅)×12.3(高さ)cm
- M/女性、小顔の男性向け:19.2(幅)×14.3(高さ)cm
- L/男性向け:20(幅)×16.8(高さ)cm
大切なご案内(安全上の注意)
- 本品着用時の運動は低酸素状態で体に負担がかかる場合があります 特に激しい運動でのご使用はお避けください
- 熱や湿度のこもる場所でのご使用は、身体への負担となりますので、できるだけ避けるなどしてご注意ください
- 特に気温の高い夏場などは、熱中症などの恐れがありますので、こまめに水分補給をとるなど、体調管理に気を付けてご使用ください
- (子供用のみ)お子さまのスポーツでの着用は、監督者のもとで行い、呼吸が苦しいなどの異常がみられた際は 使用を中止するなど、体調管理にご注意ください
「取り扱い状の注意」、たくさんあります。
ランニングでの使用は想定されていないようです。
マウスカバー「アイスタッチ」で走ってみたら
ミズノのマウスカバー、8月6日に手に入れることができました。さっそく「アイスタッチ」をして走ってみました!
サイズ感
マスクと紐が一体型だと、緩いと外れる気がします。サイト情報を見てみても、少し大きめのようなので、Mサイズを選びました。
縦のサイズはヨネックスと同じくらいでちょうどいい。
耳にかけると少し引っ張られる気がします。
Sにしなくてよかったと思います。
Lサイズだと顎にかかる部分が大きくなります。
外れてしまうような感じはありません。
夫はLサイズとMサイズの両方を買いましたが、Mサイズは「小さくて無理!」とのことです。耳にかける紐の長さを調達できないタイプのマスクは、大きめを買ったほうがいいと教訓になりました。
フィット感・肌触り
水着素材ということで、もっとしっかりした厚めの生地かと思っていましたが、テロンとしていてソフトです。
ノーズワイヤーが入っていないため、軽くて肌触りが柔らかです。伸縮性がよいストレッチ素材で、適度にピタッとフィットします。耳かけ部分がすぐに破れないかと少し心配。生地の特性上、ゆがみ、ねじれ、ほつれが発生することがあるそうです。
着用感
素材がソフトなので締めつけ感はなく、長時間つけても快適な着用感です。サングラスも曇りませんでした。
内側面にミズノ独自の夏向け接触涼感素材「アイスタッチ」が装着されています。
汗と熱を素早く逃してくれて清涼感が感じられるはずです。
マウスカバーの内側は白だけではなく、水色もありました。
通気性
表地・裏地の2層構造ですが、生地が薄いのが嬉しい。
裏地は透けるほどです。
呼気をそのまま外に逃してくれるかと期待しましたが、素通しというわけではありませんでした。でも、そうとう息がしやすい!
今日のランメニューは8.1kmのインターバル2本で、トータル23kmほど。
30分近く走っても2割ほどの面積は乾いたままで、全体的にさらっとした感触のままです。
スロージョグのときは快適ですが、少しスピードアップすると、やっぱり熱がこもります。
人が少ないところではマスクをずらして走り、コンビニに入るときはマスクを装着。
もしかしたら涼しくなるかと、残り3km地点で思いきって濡らしてみました。
ワイヤーが入っていないので、すごくコンパクトになります。
思った通り、ピタッとしてひんやり。不快感はありません。
つけてすぐは気持ちよくて快適だったのですが、だんだん濡らす前より通気性が悪くなり、息がこもるようになってしまいました。
速乾性
走り終わってから手洗いしてタオルでおさえ、バスルームに陰干ししていたら、あっという間に乾いていました。4時間かかっていないと思います。
ヨネックスより速乾性がありますが、ヨネックスと違って、手洗いオンリーなのがちょっと残念です。
まとめ
ミズノではマスクの継続した生産・販売を計画しているそうですし、購入権利があるのに今回買えなかった方のためにも、次回の販売は必ずあると思います。
ブラックが人気のようなので、欲しい場合は速攻で購入したほうがいいと思います。サイズは大きめがおすすめです。
ヨネックスのスポーツフェイスマスクはしっかりつくってあるため、涼感はさほど感じませんが、普段使いには爽やかです。
クールミントスプレーを吹き付けて、少し時間をおいてから使用すると、肌触りがサラサラで快適です。走るのではなく、歩いたりするにはぴったりです。
ユニクロのエアリズムマスクも買ってみようかと思っていましたが、暑い! と評判なので試すのを控えました。
人気のマスクや夏用マスクなど、紹介記事やレビュー記事が溢れていて、読み始めるといくら時間があっても足りないくらいで、キリがありません。
メーカー独自の素材や技術を駆使した布マスクが続々発売されてすでに飽和状態、これからは淘汰されていくかもしれません。