レース翌日の10月10日(月)は祝日のコロンブスデー。ゆっくり起きました。
筋肉痛もなく、気温はグッと上がって12℃、絶好の観光日和です。
今回はシカゴの街の屋外アート、パンケーキ、シカゴ美術館、ステーキ「シカゴ・チョップ・ハウス」などから日本への帰国までをアップします。

この記事を書いている私は、2011年のフルマラソンデビュー後、サブ4を継続しています。
2019年12月の湘南国際マラソンは3時間39分で完走。
世界6大マラソン大会制覇を目指し、記念すべき初戦として4月18日のボストンマラソンを4時間01分、10月9日のシカゴマラソンを4時間04分で走りました。
2022年は11月6日のニューヨークシティマラソンを残すのみです。
2022年シカゴマラソン完走記⑤・シカゴ観光【レース翌日〜帰国】

10月10日(月)屋外アートを満喫
今日の気温は12℃、昨日より6℃も上がって、絶好の観光日和です。

シカゴのホテルに到着したときから気になっていたのが、ホテル近くに点在するパブリックアート。
本番レースも終わったことだし、筋肉痛もないので、街を歩き回って野外ギャラリーをチェックしてから、ゆっくりシカゴ美術館をめぐることにしました。
9:30に友人とロビーで待ち合わせし、夫と3人で出かけます。
まずは、ホテルから1分、ミース・ファン・デル・ローエが設計を手がけた連邦政府センタービルの広場に設置されているのが、アレクサンダー・カルダーによる巨大な屋外彫刻「フラミンゴ」。

Jackson駅からエレベーターを上がると、このオブジェが迎えてくれます。

2ブロックほど北上したチェイスタワー・プラザにあるのは、マルク・シャガールの巨大なモザイク壁画「四季」。

直方体の4面に壁画が施されています。

シャガールならではの優しい色彩です。

そこからさらに2ブロックほど北上すると、リチャード・J・デイリー・センター前の広場にパブロ・ピカソによる鉄のオブジェ「無題」が目に飛び込んできます。

高さ15メートルを超えるユーモアあふれる造形です。

「無題」の斜め前あたりには「ミロのシカゴ」。

高さ12mの滑らかな曲線の女性像です。

1ブロック北には、デュビュッフェの巨大彫刻「起立した野獣へのモニュメント」。

ジェイムス・R・トンプソン・センターの正面にあります。

5つのプラザアートを楽しんだ後は、シカゴシアターを経由して、ミレニアムパーク方面へ。

誇らしそうに、シカゴマラソンのメダルを下げている方々がたくさんいます。
「ワイルドベリー・パンケーキ&カフェ」でパンケーキ
時刻は10時。
昨日入れなかった、ミレニアムパーク近くの「ワイルドベリー・パンケーキ&カフェ」リベンジです。
朝食が人気ということなので、ブランチ時刻はそんなに混んでいないかな〜と思ったら、店の周りには人が溢れています。
1時間くらい待つそうで、名前と電話番号を伝えて登録してもらいました。順番が来たら連絡をくださるとのこと。
道路を渡って、ミレニアムパークへ。
BP Bridgeを渡って振り返ると、

シカゴの摩天楼!

Maggie Daley Parkでのんびりしていたら、パンケーキ屋さんから呼び出しがかかりました。
順番を飛ばされないよう、急いで「ワイルドベリー・パンケーキ&カフェ」まで戻って席をキープ。
卓上のQRコードを読み取って、メニューを選びます。

私はSignature Berry Bliss、18ドル。

夫はBlueberry Danish、18ドル。それにCafe Americano、4ドル。

おいしい!
でも、パンケーキの枚数は3枚くらいかと思ったら、10枚くらい重ねてあって、とてもじゃないけど食べきれません。シェアすべきだったと反省しました。
シカゴ美術館で、じっくり4時間!
お腹もいっぱいになって、12:30にシカゴ美術館へ。

入館料25ドル。現金は使えず、カード払いのみ。

アメリカ三大美術館のひとつだけあって広い!
歌川広重や葛飾北斎の日本の美術コーナーから、ホックニーの特別展示など、最初からぐいぐい魅せられます。
シャガールのステンドグラス、ゴッホ、ルノワール、モネ、カイユボット、スーラ、ドガ、ゴーギャンからホッパー、ウッド、オキーフなどなど、有名どころがずらり。
ピカソや、

マティスもありました!

レンブラントやエル・グレコなど1900年以前のヨーロッパ美術を見てから、Tiffany Windowをチラッと眺め、

安藤忠雄設計の「アンドウギャラリー」を経由して終了。
気づいたら4時間も経っていました。
シカゴマラソンのメダルを下げていたので、スタッフの方々が「コングラチュレーション!」と、あちこちで声をかけてくださいました。
脚が疲れることを気にせずに、気の済むまでゆったり見て回れて大満足でした。美術館巡りはこうでないと!
ゴッホの「アルルの寝室」が展示されていなかったのが残念です。
ミュージアムショップに寄ってから、シカゴ美術館を後にしました。
後で知ったのですが、シカゴマラソンランナーには割引してくれたようです(もう見られなくなっているけど、2ドルだったかな?)。

最後の夜はステーキの「シカゴ・チョップ・ハウス」
最終日の夜はステーキの名店と名高い「シカゴ・チョップ・ハウス」へ。ドレスコードのある格調高いお店です。

数々の受賞歴を誇るお店でおいしいステーキを食べようと、夫がネットで予約して出かけました。
2階に案内されます。

MenuにはMiyazakigyuなども。Australian Wagyuってなんだろう?

DRY-AGEDのステーキがおいしいそうなので、オーダー。
「ひとつじゃ足りないので、ふたつにしたほうがいい」と勧められました。
前菜はサラダと「エスカルゴ」。

エスカルゴというネーミングでも、カタツムリではなく、エスカルゴ皿に入ったロブスターです。
マッシュポテトも。

ステーキは柔らかくて、おいしかった! フライドオニオンが乗っています。

いままでアメリカで食べたなかで、一番おいしいステーキでした。

3人で400ドル(ひとり2万円!)くらいと、ゴージャスなディナーでした。
実はお目当てだったのは、「シカゴ・チョップ・ハウス」にほど近い、ブルースクラブの「Blue Chicago on clark」。
お店のネオンは輝いているのに、20時から始まるはずのライブの気配がなく……。

お店の前にいる方に開店を待っているのか聞いてみると、なんと、お休みとのこと。

コロンブスデーで祝日だったため、お休みでした。大ショック!
他のブルースのお店もネットで調べたけれど、全部お休みでした。
次回、シカゴマラソンで来るときには気をつけないと、と、よき教訓になりました。
ホテルに戻って、明日は帰国なので荷物をパッキングして、23時ごろに眠ろうとするけど、またも眠れず……。開き直って、もろもろ気になることをネット検索して過ごしました。
10月11日(火)シカゴ発日本へ【帰国】
10月11日(火)日本へ帰ります!
朝、夫とミレニアムパーク方面へ散歩に出かけました。
シカゴ美術館正面。

ライオン像ともさよなら。

まだ水が流れ落ちていない、ミレニアムパークのクラウンファウンテン。

シカゴ市民の顔が次々写し出されるってすごいですね。

時間が早いので、クラウド・ゲートも空いています。

下から写すと不思議な光景が出現します。

映り込むのを見ていると、いつまでも飽きません。

「ビーン」ともお別れです。

フランク・ゲイリーが設計したという、ミレニアムパークの東とマギーデイリーパークを結ぶ遊歩道橋「BP Bridge」でジャンプ!

朝日が綺麗です。

下を走る高速道路。

高層建築群。

ミレニアムパークの美しい紅葉。

市民の憩いの場のミレニアムパークで、

リスを発見! 名残惜しいけれど、そろそろホテルに戻ります。

EXPOでもらった戦利品もスーツケースに詰めて、

8時にホテルを出発し、1ブロック先でエレベーターを下るとブルーラインのJackson駅です。

ホテルから空港まで、到着したときと同じルートで帰ります。
オヘア空港のターミナル2に9時に到着。

JALはターミナル5と思い込んで移動したら、

帰りはターミナル3だったので、また戻ります。

ターミナル3の一番右端がJALのカウンター。

昨日、すでにオンラインチェックイン済みだったので、JALのカウンターに寄らず、スーツケースを手荷物にしてセキュリティを抜けようとしたら、ピーナツバターがひっかかりました。
引き返して、JALのカウンターで荷物を預けてから、再度中へ。
時刻は11時前。
シカゴ12:25発、羽田15:35着予定。シカゴから日本までは13時間10分のフライトです。
ボーディングタイムは11:55なので、何か食べようということになり、やっぱりバーガーとビール。

30分ほどボーディングが遅れました。
13時ごろ出発し、いっさい眠らずに映画を観まくろうと、まずは『ジ・アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント』。ニコラス・ケイジが自分自身を演じる異色のコメディです。

観始めたら1分もせずに睡魔に襲われ……。
それを7回くらい繰り返し、冒頭シーンを7度も観ました。
機内食のパスタはいまひとつ。

ニコラス・ケイジの映画、荒唐無稽でおもしろかった。
そのあとは『コンフィデンスマンJP 英雄編』。

いつも通りのはちゃめちゃコメディです。
『はい、泳げません』を観始めて、ホットドッグの朝食を食べ、16時に羽田到着。

定刻より25分ほど遅れました。
途中、通路でブルーのMy SOSを見せると、

ブルーのカードをくれて、スムーズに入国できます。

荷物をピックアップして、税関アプリを係員に見せて機械に登録し、17時発の京急電車に乗れました。到着1時間で電車に乗れたなんて!
楽しかったシカゴ旅行が終わりました。
次回はシカゴマラソンの総括<まとめと改善点>をアップします。