世界的スポーツブランド「アディダス(adidas)」は5月から欧米などで販売していたオリジナルマスク「アディダス フェイスカバー」をアディダス直営店で8月7日から販売開始しました。
8月1日に公式アプリで先行予約を開始し、すぐに完売した人気アイテムです。
ヨネックスのスポーツフェイスマスク、ミズノのマウスカバーに続く、1,000円以下で手に入れられるスポーツブランドのマスクのなかで最もリーズナブルです。
8月1日に注文し、9日に手元に届きました。
この記事を書いている私は、フルマラソンデビュー後9年間、サブ4を継続しています。
9月のバーチャルボストンマラソンに向けて、マスクをいろいろ試したくて、アディダスのフェイスカバーを GETしました。
リサイクル素材を使用したアディダスのフェイスカバー
ソフトな手触りのリサイクル素材
フェイスカバーにはアディダスオリジナルのリサイクル素材「プライムグリーン」が用いられています。ファブリックは2層構造で、通気性に優れたソフトな生地を採用、さらりとした肌触りです。
耳かけ部分には伸縮性があり、顔にぴったりフィットする快適なつけ心地を実現しています。洗って繰り返し使用できるウォッシャブルタイプなので、毎日使えます。
本体表面左側にはブランドロゴ、内側には“WASH. DRY. REUSE.”の文字がプリントされています。
XS/SサイズとM/Lサイズがラインナップし、カラーバリエーション・デザインはブラック、ブルーバードの2種類。
1パック3枚組で販売価格は1,390円(税込み1,529円)、adiCLUB会員であれば12月31日まで送料無料です。
購入の流れ
- 先行予約:8月1日(土)より、adidasアプリにて
- 発売:8月7日(金)より、アディダス直営店で順次発売
アディダスは7月22日(水)〜31日(金)まで、アディダスの大人向けフェイスカバー(3枚入り)をadiCLUB会員限定で500名にプレゼントするキャンペーンを展開していました。
サイトには、以下の記述がありました。
- 男女兼用でデザインは合計2種類(ブラック、ブルーバード)
- 当選者へは8月7日までにメールで連絡。8月中旬から後半に発送予定
- 8月に販売を予定
adiCLUBに登録さえすれば応募できたので、すぐに会員になりました。また、メールアドレスを登録してメールマガジンを配信してもらいました。
8月1日に先行予約開始の案内をメールでもらったので、欲しかったブラックのマスクの購入手続きがスムーズにできました。
ブラックは11時過ぎに「十分な在庫がありません」という表示になったそうです。翌日にはブラック、ブルーバードとも「SOLD OUT」になっていました。
発送予定やメール連絡については記述がありませんでしたが、「先行予約」なので、店舗での販売が開始する8月7日より早く発送してもらえるのかなと思っていました。
8月7日の夜に「配送遅延のお知らせ」メールが届き、「お届け予定日:8月8日〜15日」となっていました。丁寧な対応で安心できます。
8日には「発送完了」メールが届き、その翌日の9日にマスクが到着しました。
いまはオンラインの販売はしていませんが、今後の販売に備えて、adiCLUBにメールアドレスを登録しておくことをお勧めします。しかも、adiCLUB会員であれば12月31日まで送料無料です!
公式サイトで、販売店舗など購入方法が案内されています。
商品概要
- 品名:アディダス フェイスカバー
- カラー:2色(ブラック、ブルーバード)
- 価格:463円(税別)/1枚
- サイズ展開:XS/S、M/L
- 素材:アディダスのオリジナル素材Primegreenを採用
- [本体] リサイクルポリエステル93%、ポリウレタン7%
- [裏地] リサイクルポリエステル92%、ポリウレタン8%
- 生産国:中国
ヨネックスは4色、ミズノは28種類、アディダスは2色展開です。
表地の素材は3社ともほぼ変わりません。アディダスはポリエステルを再利用したリサイクル素材です。
価格(税別)は、ヨネックスが1枚840円、ミズノが850円〜なので、アディダスの463円はダントツに安い!
ミズノは単色とプリントタイプは日本製、「アイスタッチ」はインドネシア製で、アディダスはヨネックス同様、中国製です。
サイズ
FACE COVERのサイズを選ぶ際には、目と目の間の鼻筋からあごの先端までの長さを測り、14cm以下ならXS/Sサイズ、14cm以上ならM/Lサイズをおすすめとのこと。
サイズはXS/S、M/Lの2サイズ。
- XS/Sサイズ(子ども用ADIDAS):14cm以下 15.5(二つ折時の幅)×13.8(高さ)×22.2(鼻周りの長さ)×18.6(顎周りの長さ)cm
- M/Lサイズ(大人用ADIDAS):14cm以上 17.5(二つ折時の幅)×15.25(高さ)×23.5(鼻周りの長さ)×19.7(顎周りの長さ)cm
注意事項
- 本製品は、口と鼻を覆う個人向けファッションアイテムであり、医療用マスクとしての規格を満たしているものではありません。個人防護具としての認定も受けていません。保護防護機能は一切備えていません。
- 医療機関や介護施設などでの使用、または空気中の汚染物質や病原体などに曝されるリスクを軽減する目的での使用には適していません。
- 本製品には、感染予防効果はありません。本製品で口と鼻を覆うことで、飛沫の飛散を抑制することができます。
- 毎回着用時に一般的な衣料用洗剤で洗ってご使用ください。ご購入後、ご使用前に洗ってから着用してください。
- 本製品本体が濡れたり、湿ったりした場合には交換してください。濡れたまま使用しないでください。
- 本製品の着用によって、衛生基準に適合する事にはなりません。着用中は本製品に手で触れないようにしてください。
- 肌荒れ等お肌に異常を感じた場合は医療機関にご相談ください。商品はホルマリンや一般的なアレルギー物質は含まれていません。
- 繰り返し洗濯をしてご使用できますが乾燥機のご使用はできる限りお避けください。
- 着用すると蒸れる可能性がございます。暑さを感じた場合には熱中症予防のため、商品を取り外し涼しい場所で熱中症対策を施してください。
- 本製品を着用して激しい運動をした場合や、汗で本製品が濡れると呼吸困難になる可能性がございます。本製品を着用しての運動はしないでください。
- お子様が着用する際は保護者または監督者のもとで行い、異常が見られた場合はご使用を中止ください。
- 正しいサイズを正しい位置で装着しご使用ください。サイズが合わない場合ご使用を中止してください。
医療従事者用のサージカルマスクやPPE(個人防護具)としての規格を満たしていないものの、飛沫によるウイルスの拡散を防ぐデイリーユースアイテムです。
アディダスのフェイスカバーで走ってみたら
アディダスのマスク、8月9日に手に入れることができました。フェイスカバーをして走ってみました!
サイズ感
「鼻筋からあごの先端までが14cm以下ならXS/Sサイズ」とのことで、測ってみたら10cmほど。いつもは小顔効果を狙って大きめを選ぶところ、今回はXS/Sサイズにしようかと思いましたが、「子ども用」という表記に引っかかりました。
ピタピタだと苦しそうだし、3枚組で夫も使うならと、大人用のM/Lサイズにしました。
少し大きめだけど、顎まで包み込んでくれて、横から見ても前から見てもフェイスラインが綺麗です。マスクと紐が一体型なので、小さいと引っ張られる感じがしそう。
ミズノのマウスカバーと比べてみると……。
ミズノのマウスカバーのMとLの中間くらいの大きさです。
ヨネックスのスポーツマスクよりも大きい。
マスクと紐が一体型なので、ヨネックスのスポーツマスクとはフォルムが全然違います。
ミズノマウスカバー(L)(M)、アディダスフェイスカバー(M/L)、ヨネックススポーツマスクの4サイズを並べてみると……。
アディダスフェイスカバー(M/L)、ミズノマウスカバー(M)、ヨネックススポーツマスクは大きさがほぼ変わりません。
アディダスは大きめのせいか、上部に隙間ができて息が上に漏れ、メガネが曇りました(^^;
Sでもよかったかなと思いますが、夫にはちょうどいいサイズだそうです。1枚ずつでは買えず、3枚セットなので、こういう場合はやっぱり大は小を兼ねる、ですね。
フィット感・肌触り
開けた途端に、ソフトで弾力のある、しっかりとしたスウェットのような素材だなと感じました。
ノーズワイヤーは入っていません。
伸縮性のよいストレッチ素材なので、フィット感がよく、肌触りは柔らかです。
着用感
素材がソフトなので締めつけ感はありません。耳かけ部分もよく伸びます。
大きめのタグが2枚も縫い付けられているので、カットして使います。
大きいかなと思いましたが、着用時のフォルムが綺麗なのが嬉しい。「これまでで一番シャープな感じ」と夫に言われました。
通気性
表地・裏地の2層構造で、裏地はメッシュ素材で透けるほど薄く、表地には厚みがあります。
通気性に優れたソフトな素材でも、生地が厚いので、走れる感じはまったくしません。
今日のランメニューはスロージョグ7km。
呼気がこもり、内側の薄いメッシュ生地が口元に吸いつきます。
でも、サイズが大きめのせいか、自然に下にずれて息がしやすくなりました。
走り出したら、サングラスは意外に曇りません。
汗をかくと、内側は濡れていますが、表側はサラサラしています。
「激しい運動などで濡れたり湿ったりすると呼吸困難になる可能性があるので、着用して運動しないように」と公式サイトの注意書きにあります。
また、「蒸れて暑い場合はマスクを外し、涼しい場所で熱中症対策をするように」と、注意喚起されています。
走っているときには使わずに、あまり汗をかかない程度のウォーキングなどで使うのがよさそうです。
ちなみに、ミズノのマスクのように鼻の部分の縦のステッチが裏地ごと縫われていません。左右に分かれていないため、フィルターなどを挟み込めます。
速乾性
手洗いだけではなく、洗濯機も使っていいので、洗濯機で洗ってバスルームに陰干ししました。あっという間に乾きます。
繰り返し洗濯して使用できますが、漂白剤やドライクリーニングは使用できません。乾燥機の使用もできる限りやめた方がいいそうです。
まとめ
ミズノのマスクがあまりにも大がかり、かつ長期戦の販売だったので、何の前触れもなく、スッと日本での販売を開始して、注文から1週間で届けてくれたアディダスに感動しました。
カラー展開もシンプル、価格もリーズナブルです。ミズノのマスクのブラックが買えなかったので、黒が買えて嬉しい! ただ、黒は熱を吸収しやすく、マスク内が熱くなるそうなので、激しい運動時以外で着用しようと思います。
機能性に飛んだ高級なマスクから、シンプルで手頃なものまで、こうやってバリエーションが増えて、選択肢が広がったのは喜ばしいことです。