レース4日前の4月14日にボストンに到着。
翌日はEXPOでゼッケンを受け取って、今年のセレブレーションジャケットをGET。
午後はフリーダムトレイルを歩いてボストンの街めぐり。
その次の日は5kmレースの後、コース下見へ。
レース前日はハーバード大を散策し、ボストン・レッドソックス戦を楽しみ、早めに就寝しました。
レースまでの4日間を振り返ります。
この記事を書いている私は、2011年のフルマラソンデビュー後、サブ4を継続しています。
2019年12月の湘南国際マラソンは3時間39分で完走。
世界6大マラソン大会制覇を目指し、記念すべき初戦として4月18日のボストンマラソンを走りました。
2022年は10月9日のシカゴマラソン、11月6日のニューヨークシティマラソンにもエントリーしています。
第126回ボストンマラソン【出発〜EXPO〜レース前日】
4月14日(木)ボストン着
前日14時に木下グループで神奈川県民無料の抗原検査を受け、60分後に陰性が判明、アプリから証明書を入手しました。
海外旅行はいつもカード付帯保険で済ませていましたが、今回は前日に陽性になって渡米キャンセルのリスクを避けるために、キャンセル費用特約の保険をつけていましたが、使わずにすみました。
VeriFLYアプリで、ワクチン証明、陰性証明、宣誓書を入力して準備し、14日は12時に家を出ました。
18:25 成田発(JL008)。
荷物は持ち込みOKサイズの小さなスーツケースにつめ、手荷物として機内に持ち込みました。
重量オーバーしていたら預けられるように、レースウエアやシューズ、グッズなどの一式は念のためにリュックに入れてありました。
機内は空いていましたが、横になって眠れず、映画を1本観て、うとうとしたり食事したり。
12時間50分で18:15にボストン着。
ツアーの人たちとここで初めて集合し、バスで19:30にウィンダムボストンビーコンヒルホテルにチェックイン。
隣はWhole Foods Marketです。
ボストンは国際空港からダウンタウンまで5kmしか離れていない、世界でも珍しい街です。すごく便利!
ビーコンヒルは煉瓦造りの建物が並ぶボストン最古の住宅街のひとつです。
夜はホテル近くの「Fin’s Sushi&Grill」で、
サーモンロールと
照り焼きチキン。
カーボローディングの炭水化物プラス期間は明日からだけど、よしとします。
4月15日(金)EXPOとフリーダムトレイル
朝7:15からチャールズ川沿いを5kmラン。
桜と水仙がきれい!
ダウンタウンの美しい街並みを抜けて、
ボストンマラソンのゴール地点まで歩いていくと、まだまだ工事中でした。
いったんホテルに戻ってから、9:30にプルデンシャルセンターへ出発。
10:00から50階にある展望台へ上予定でしたが、あいにく工事中。2023年、オープン予定でした。
11:00にEXPOが開くまで、プルデンシャルのイータリーでサンドイッチを買って食べます。
プルデンシャルセンターから繋がっているコンベンションセンターへ。
11:00ジャストに行くと、すでに長蛇の列でびっくり。さっきまでガラガラだったのに。
少しだけ並んでから、いよいよEXPO会場へ。
11:07にEXPO会場入り口へ。
まずはゼッケンや参加賞のTシャツなどを受け取ります。
私のTシャツはXSサイズ。Tシャツのサイズが合わなければ取り替えてもらえると聞いていたけど、今年はできなかったようです。
壁には参加ランナーの名前がずらり並び、皆、自分の名前を懸命に探していました。
今年のセレブレーションジャケットがずらり並んでいて、すぐになくなるという小さいサイズも豊富に揃っています。120ドルのジャケットが飛ぶように売れていきます。
他に、タンクトップ(フルで着用予定)やTシャツ、夫もセレブレーションジャケットやTシャツを選び、ふたりで410ドルでした。
HOKA、Onはじめ、たくさんのブースが出ていたけれど、すべて見て回ると消耗しそうなので、12:30に会場を出て、荷物を置きにいったんホテルへ。
ボストンの街を歩いて理解しようと、14時からアメリカ建国の史跡をめぐるフリーダムトレイルへ出かけました。
まずは、地下鉄でスタート地点となるボストンコモンの観光案内所まで。
あとは赤い線をたどって、マサチューセッツ州議事堂〜
チャールズヒルのバンカーヒル記念塔までの全長4km。
途中、クインシーマーケットの
「BOSTON&MAINE FISH COMPANY」で、
ロブスターロールとクラムチャウダーを注文。くりぬいたパンに、溢れるほどクラムチャウダーを入れてくれます。器のパンは硬くて食べられませんでした。
Hayマーケットや
ポール・リビアの家、
オールドノース教会と、
フリーダムトレイルを始点から終点まで、
いたるところにBoston Strongが溢れる街を歩きます。
4kmぐらいのはずが、なぜか8km超え。
バンカーヒル記念塔の内部には294段の階段があって展望階まで行けるはずなのに、休みで入れなかったのが残念でした。
赤いレンガをバンカーヒル記念塔から引き返し、
USSコンスティテューション号、
USSコンスティテューション博物館へ。
カーボローディングの炭水化物プラスゾーンに突入したので、夜はビーコンヒルのイタリアン「Antonio’s Cucina Itariana」でパスタやワインを満喫しました。
ビーコンヒルのガス灯がきれい🪔
4月16日(土)5kmレースとコース下見
8:00から5kmレース。6:30にホテルを出て、歩いてボストンコモンに向かいます。
レース後に友人たちと合流し、歩いてホテルに戻ります。
また、ボストンコモンを抜け、
「Life Alive」でベジランチ。
ツアーバスと合流して、12:30からコース下見に出かけました。
道は意外に空いていて、順調にスタート地点のホプキントンへ。
ランナーを正面から見てSTARTの文字が見えるように書かれているので、ランナーからは文字が逆さに見えます。
解説を受けながら、街を通り過ぎます。
途中、眠たくなってうとうとしてしまった箇所もあって、もったいないことをしました。
ボストンマラソンの終盤、26km地点から始まる4つの「ニュートンヒルズ」の最後となるハートブレイクヒルの麓の約1.6km手前に建てられているJohnny Kelleyさんの像。
ボストンマラソンを走るランナーなら知らない人がいないという伝説の長距離ランナーで、ボストンマラソンに61回出場し、2度の優勝のほか、輝かしい記録を誇るそうです。
そこからバスで最後の坂を上り、35kmからは下り基調でボストンの街中へ戻りました。
16:00にホテルに戻り、地下鉄でチャイナタウンまで出かけて、
夕食は中華をいただきました。
4月17日(日)ハーバード大散策とボストン・レッドソックス戦
8:30にホテルを出発して、アメリカ最古の大学であるハーバード大学へ。
リスが歓迎してくれました🐿
建物の中には入れないけれど、記念図書館や
記念教会など、美しい建物だらけ。
大学構内は広々としていて、
どこを写真に撮っても絵になります。
校内を颯爽と走るポニーテールの女子大生たち。
触ると幸運が訪れるというジョン・ハーバードの銅像の足、
しっかりタッチしました!
10時オープンのCORPには、ナイキやチャンピオン、アンダーアーマーなどのスポーツメーカーとコラボした本格的なウエアが揃っていて驚きました。
地下鉄ケンモア駅に移動し、
お昼は全米最古(ボストンには最古が多い!)、100年以上の歴史を持つ球場、フェンウェイパーク近くの人気スポーツバー「Cask’n Flagon」で、
ビールをピッチャーでオーダーしてバーガーを楽しみました。
ボストン・レッドソックス戦前なので、店内は大混雑です。
13:35からボストン・レッドソックス対ミネソタ・ツインズ戦だけど、夫のリュックが大きすぎて持ち込めないそう。「GATE Eに行け」と言われたので、
荷物チェックをして入れてもらえるのかと思ったら、やっぱりだめで、近くのロッカートラックに11ドルで預けました。
GREEN MONSTERが聳え立っています。
野球観戦はもう、めちゃアメリカの熱気で楽しい!
どこからともなく、「Red Sox! Red Sox!」と熱狂的な応援が始まり、
7回にはTake Me Out To The Ball Game (私を野球に連れてって)、8回裏攻撃前にはスイートキャロラインを大合唱し、ウエーブが3周ほど回ってきました。
ホットドッグやビールの売り子も威勢がいいし、オーロラビジョンに映る観客はノリノリでダンス。
すごく寒くて震えたけれど、大いに盛り上がりました。
最初からレッドソックスがリードを守り、8:1という圧勝で、幸運が訪れる気がしました。
誕生日だったけど、歩いたり飲んだりは避けて、夜はホテルでパスタ。
Whole Foods Marketのプチケーキだけいただいて、21:30から眠ろうとするけれど、思いが巡ってなかなか寝つけず。睡眠不足は今回の課題のひとつです。