2022年10月9日(日)開催のシカゴマラソン完走記です。
ワクチンを3回摂取していれば出入国検査も撤廃されて、4月のボストンマラソンのときよりも格段に楽になりました。
ESTAはボストンマラソンのときに取得済みで、ワクチン摂取証明書や宣誓書はVeriFLYアプリに登録済み。
今回は空港、エキスポ会場、シカゴ名物のディープディッシュピザなどをアップします。

この記事を書いている私は、2011年のフルマラソンデビュー後、サブ4を継続しています。
2019年12月の湘南国際マラソンは3時間39分で完走。
世界6大マラソン大会制覇を目指し、記念すべき初戦として4月18日のボストンマラソンを4時間01分、10月9日のシカゴマラソンを4時間04分で走りました。
2022年は11月6日のニューヨークシティマラソンを残すのみです。
2022年シカゴマラソン完走記①・シカゴでEXPOへ【レース前々日】

10月7日(金)日本からシカゴへ
5:00に起きて用意を終え、タクシーを手配しようと夫が何軒か電話してみるけど、予約でいっぱい。
6:03の始発バスで鎌倉駅へ。
鎌倉から横浜で京急電車に乗り換え、7:17羽田第3ターミナル着。
利用航空会社はアメリカン航空(AA)で運航はJAL。

24時間前にAAのサイトからJALに飛んで、オンラインチェックインして席は確保済みです。
今回の旅行はエクスペディアの格安エアー&宿泊パッケージのため、「座席の予約は事前にはできず、空港でしてほしい」とアメリカン航空に言われていたけれど、ネットから24時間前予約ができてホッとしました。

羽田9:45発アメリカン航空(AA)8405 (運航会社:JAL)→シカゴ(オヘア空港)7:30着の直行便。

本来はHND 11:45発→ORD 9:30着の予定が変更になりました。

JALのカウンター近くで、スタッフがパスポートと宣誓書をチェック。VeriFLYアプリにワクチン摂取証明書や宣誓書を事前登録していたので、スムーズ。

念のために、リュックにレースグッズ一式を分けておいたけれど、スーツケースは預けずに手荷物として機内に持ち込むことにしました。
空港には3時間前着推奨とサイトにあったので、オンラインチェックイン済みだけど2時間半前に到着したら、時間に余裕があり過ぎ。
夫が5万円ほどドルに両替。2019年のガイドブックでは1ドル109円だけど、いまは147円! 円安、厳しい〜〜〜。
セキュリティ検査は空いていて、すんなりラウンジへ。
アルコールはないので、ジュースやコーヒーを飲み、9:10まで時間を潰します。セルフなので、ジンジャーエールやスタミナドリンクをもらって9:15にゲートへ。
機内はほぼ満席のようで、窓際席の外国人女性が速攻で眠り始め、私の領域に侵入してくるのが気になるけれど、まずは『THE BATMAN 〜ザ・バットマン』を観始めます。

機内食はハンバーグかチキンで、ハンバーグをチョイス。

ワインやビールも飲めるけど、JALオリジナルドリンク “スカイタイム ももとぶどう”ジュースをチョイス。ジュースの味はいまひとつでした。
シカゴのガイドブックを一通り眺めてから、『ボイリング・ポイント』観賞。

おもしろかった!
機内はすっかり暗くなっていて、おやすみモードだけど眠れません。
朝ごはんはTANITAこだわりのペンネ。

眠れないうちに11時間45分のフライトが終わりそうになり、少しは眠らないとと焦るけど、一睡もできないまま、定刻より40分早く、6:50にシカゴ(オヘア空港)に到着しました。

日本とシカゴの時差は−15時間。半年ぶりのアメリカです。
オヘア空港からダウンタウンに移動
到着したのはターミナル5。

無料モノレールATSのターミナル5から、

CTA(シカゴトランジットオーソリティー)ブルーラインのO’HARE駅のあるターミナル2へ移動。

地下通路経由でターミナル2からオヘア空港駅へ。

スロープが充実していて行き先がわかりやすく、移動がスムーズです。
駅の自販機でCTAの7日間パス(電車+バス)をクレジットカードで25ドルで購入します。

空港〜ダウンタウンの往復で5ドル×2回=10ドルはかかるので(通常のトレイン・バスは1回2.5ドル)、7日間パスが有利なはず。
ZIPコードを打ち込むところがわかりにくいけれど、0(ゼロ)を押せばいいらしいとわかりました。
引き落とされたのは3629円なので、1ドル145円ほど。現金購入の場合、お釣りが出ないので注意!自販機に、No Changeと表示されています。
ベントラカードはシカゴ滞在中に大活躍してくれました。

帰国後、ベントラカードのアプリに登録したら5ドルが返金されたけど、カード有効期限の2042年8月までに、またシカゴで使えるかしら。

オヘア駅には電車が停車中。

始発駅なので空いていて、もちろん座れます。

次第に混んできて、マスク姿の人もちらほら。
オヘア空港からブルーラインに40分ほど乗り、エレベーターのあるジャクソン駅で降ります。
カルダーのアート「フラミンゴ」を目印に交差点を渡り、

セントラル ループにある宿泊ホテル「クラブ クォーターズ セントラル ループホテル」まで徒歩2分ほどです。
隣はフランク ロイド ライトがデザインしたロビーで有名な「ルッカリー」。

ホテルは、マラソンのスタート&ゴール地点へ歩いて10分、5kmレースのゴールからは2分くらいで、駅にもバスの乗り場にも近い便利な立地です。
シカゴマラソンEXPO
ホテル到着時刻は9時前。
チェックイン時刻前なので、何時からチェックインできるか尋ねたら、12時以降にもし準備ができていたら、とのこと。
ホテルに荷物を預けようとしたけれどフロントがあまりにも混んでいるので、前乗りして同じホテルに宿泊している友人の部屋で荷物を預かってもらいました。
その友人も一緒に、マコーミックプレイス(コンベンションセンター)のEXPO会場へパケット(ゼッケン)を受け取りに出かけました。
空港に到着したときは快晴だったのに、冷たい雨が降り出していて、レインウエアを着用してシカゴ美術館前のバス停からCTA3番バスに乗車……しようとしたら、あまりに混んでいて乗れないので、次のバスを待ちます。
乗ったバスも行く先々でランナーを乗せて大混雑になり、本来15分で着くはずが、倍の時間かかって、EXPO会場のマコーミックプレイスへ。

みんな降りるので迷うことなく、降りてからも人の波についていけば会場に連れて行ってくれます。

入場にワクチン接種証明書などを見せる必要もマスク着用の必要もなく、荷物チェック前で一瞬止められた他は、スムーズに中へ入れます。

まずは、QRコードを提示して5kmレースのゼッケンや参加賞の帽子を受け取ります。

シカゴマラソンの椅子と、

ボードの前で記念撮影してから奥に進み、

ブースでフルのゼッケンを受け取ったあと、

参加賞のTシャツとバック(ビニール袋)を受け取ります。
Tシャツのサイズが合わなければ交換してもらえるのでさっそく試着。
友人は間違って女性用のサイズを申し込んでいたけれど、ちゃんと交換してもらえました。着替え用のスペースもあります。
Tシャツは薄手でシンプルでいい感じ。レースで着ようと思います。
会場内にシューズやアパレル、ラングッズのテナントが並ぶなか、お目当てだったグース・アイランド・ビールを発見!

小さなカップでレモネードビールをいただきました。ロゴがかわいい!!
OnでTシャツをgetし、グースアイランドビールや靴紐などのノベルティをいただいて、11時前にエキスポ会場をあとにしました。

まだ雨が降っているので、ミシガン通りを走るバスに乗り、シカゴ美術館前まで戻ります。
ちょうど12時ごろにいったんホテルに戻り、チェックインできるか聞いてみると、15時まではできないとのこと。が〜ん。
友人の部屋でコーヒーを飲んでひと休み。
夫が和食「香々呂(COCORO)」に電話して明日の夕食の予約にチャレンジしたら、あっさりOK!
13時前にホテルを出発してシカゴをプチ観光。
ホテルを出てすぐ左を見たら、聳え立つのがシカゴ商品取引所。

最上部には9.5mの収穫の女神ケレス像が鎮座しています。

まずは、フランク ロイド ライトのデザインしたロビーを見に、ホテルの隣のルッカリーへ。

フランク ロイド ライトのショップもありました。
400mほど歩いたら、シカゴリバー。

川を渡って、

『アンタッチャブル』の舞台のユニオン駅へ。

これがクライマックスシーンの階段。

上から見たところ。

そういえば、ボストンマラソン前は、ボストンを舞台にした映画を何本か観賞したけれど、シカゴ前は1本も観なかったな〜。
ウィリスタワーを眺め、シカゴの建築物を少しだけ見学して、13:45にランチのお店へ。
シカゴ名物のディープディッシュピザランチ
ランチはアメリカ在住のサブエガランナー、Masaさんと待ち合わせです。

Masaさんは、あの過酷なボストンマラソンコースで2時間48分のPBを叩き出し、シカゴでも2時間40分切りを狙っている弾丸ランナーです。
大人気店「Giordano’s」をわざわざ電話予約してくださったおかげで、でシカゴ名物のディープディッシュピザを存分に味わえました。

お店のスタッフが取り分けてくれます。一切れが大きい!

焼き上がりまで45分かかったピザ、大迫力でおいしかった〜。

薄い生地のピザやサラダもいただきました。

カーボローディングもバッチリです。
溢れそうなほどのコーラ代含め、ひとり19ドル。
Masaさんは気配り上手、話し上手で、楽しい時間があっという間に過ぎました。
もう一度ウィリスタワーへ戻り、展望台デッキへ登るかどうかを検討。
ガイドでは26ドルとなっているけれど、価格変動制なのか今日は41ドル!
お得なCity PASSの購入も考えたけれど、とりあえずパスしました。

17時前にようやくホテルにチェックイン。
建物にはエレベーターが4基あり、さほど待たずに乗れます。エレベーター前には無料の冷水のベンダーが設置されていて、空のボトルが置いてあります。
部屋は7階で、バスタブはないけれど、ハンドシャワーで、シャンプー&コンディショナーとボディソープ、フェイシャルソープが置いてあります。
冷蔵庫、セキュリティボックスはなく、コーヒーマシンとコーヒーの準備は3人分。リクエストすれば清掃してくれるシステムです。B1にはジムがあったようだけど、利用しませんでした。
シャワーを浴びて、荷物を片付け、夫は明日の朝ごはんを買いにセブンイレブンへ。
フライトで一睡もできなかったので、夜は20時ごろから早めに眠ろうとしたけれど、あれこれ考えごとをして、ちゃんと眠れたのか眠れていないのか……。
そんな状態で、翌日の5kmレースを迎えました。
次回は5kmレースとシカゴドッグ、リバークルーズ、和食の夕食などをアップします。